『私の彦星になってくれる人ー』 一郎「俺だっ!!」 『.....じゃあ一年に一回しか会えなくてもいいんだね、そっかそっか』 一郎「....そうじゃねえ」 ページ22
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『私は幻太郎が信じてほしいなら信じるよ、たとえ嘘だったとしても』
幻太郎「....貴女はそういうのは嫌いなタイプでしょう」
『うん、でも幻太郎は特別だから』
私がはっきりとそう言えば幻太郎は目を大きく見開く。
確かに相手が嘘を吐いているとか色々疑うのは私は大っ嫌いだ。
でも私と似ている幻太郎なら、嘘でもいいかなって思える。
『私ね、昔は一郎の妹ってだけで色んな人が集まってきたの』
幻太郎「...確かに元TDDのメンバーの妹なら彼に近づきたい人ばかりでしょうね」
納得しながら幻太郎はそう言う。
私は苦笑いを浮かべながら話を続けた。
『最初の頃は純粋だったから素直にそれが嬉しかった....けど』
幻太郎「....けど?」
『....全部嘘だった』
私はぽつりぽつりと言葉を落としていく。
あの時のことを思い出すとさっきまで美味しかったはずのオムライスも何だか味を感じなくって。
『一郎に近づきたいから皆私と仲良くしてくれるだけだったの』
―――お前が一郎さんの妹じゃなかったら付き合ってない。
あの人にそう言われた言葉が今になって頭から離れない。
一二三「やあこんにちは、子猫ちゃん」 『....誰』 一二三「僕だよ、伊弉冉一二三さ」 『....』 一二三「ごめんっ、スーツ脱ぐから離れないで!!」→←『....筋トレしようかな』 左馬刻「何でだよ」 『痩せないと』 左馬刻「胸が無くなるからそんなことすんじゃねーよ」 『....基準そこ?』
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時