『...デレます』 一郎「おっ!?」 『おにーちゃん、今日、』 一郎「うっ」 『いや早いよ』 ページ3
幻太郎side
『....だからあんまり人は好きじゃない』
幻太郎「へえ、貴女でもそんな事を考えるんですね」
確かに彼女の言うことは一理ある。
人の話すことに百パーセント嘘が無いとは言いきれないし、嘘だと気付くことだって容易ではない。
能天気そうな彼女にそんな思いを抱いていることに驚き興味が沸く。
『でも、幻太郎は嘘吐くのが分かってるから安心する』
幻太郎「...それは何の安心感ですか」
彼女の言っていることがあまりにも無理やりすぎるので思わずはぁっと溜息をつく。
そんな小生をからかうかのように彼女は笑った。
『....さっきは嫌いって言ってごめんね』
幻太郎「別に、そんなこと気にもなりません」
『...ほんとはちょっと気にしてたくせに』
小生の顔にぐいっと顔を近づけるA。
瞳をじっと見つめていると、何故だか心も見透かされているような感覚に陥り目を逸らしてしまう。
....高校生如きに何故小生がこんなにも振り回されないといけないんだか。
そう思いながらも小生は次第に彼女から視線を外せないでいた。
『私、二郎の初めてもらっても..』 二郎「うわぁぁぁぁ!?」 『...せめて最後まで言わせて』→←『独歩はネガティブすぎ』 独歩「っ...分かってる。どうせ俺なんて、」 『え、ちがっ』 独歩「やっぱり生きている価値なんて俺にはないんだ...」 『....ほんとにごめん』
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時