『寂雷、あと二年待ってね』 寂雷「二年後に何かあるのかい?」 『そしたら同意無しで結婚できるから』 寂雷「っ....楽しみにしているよ」 『うんっ』 ページ12
二郎side
「ごめん、俺彼女とか今はいらないってゆうか...」
「で、でも友達とかでもいいんで....!」
急に呼び出されて言われるのはいつも同じセリフで。
こんなのなんて答えていいかわかんねーから嫌なんだよな...。
そんなことを考えながらもう一度「ごめん」と言えば俺はダチが待っている教室へと向かった。
いつもはこんなにも騒がしくない教室が今日は違っていて。
何を話しているのだろうと思いながらドアを開ければそこにはねーちゃんがいた。
『おかえり、二郎』
姉ちゃんがそんなこと言ってたような気がするけどあんまり耳に届かない。
それよりも姉が制服を着ていることの方が重要だった。
.....可愛い。
座っているから俺を見上げている姿に思わず胸が痛くなる。
ってか、ねーちゃんこいつらとずっと話してたのかよ。
俺は今やっと会えたってのに。
そんなくだらない嫉妬を感じ俺は姉ちゃんの腕を引っ張り立たせた。
「ねーちゃん、違うとこで飯食おうよ」
『うん、いいよ』
そう言って頷けば持ってきてくれた俺の弁当と自分の弁当を持ち歩きだす。
『また遊びに来てね』
「は、はいっ!」
そう言って手を振ったねーちゃんにあいつらは顔を真っ赤にして振り返した。
....そんなのも気に食わねえ。
『シャンパンっ』 一二三「はいっ!」 『シャンパンっ』 一二三「はいっ」 『一二三は私の王子さまっ』 一二三「ちょ、ちょっと待って...可愛すぎっ」→←『帝統、ギャンブルばっかしないで私とも遊んで』 帝統「おう!じゃあ一緒に賭場でも行くか?」 『.....』 帝統「無言で睨むなよこえーわ!!」
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琥珀(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しいです!本作はシリーズがかなり続いておりますので、是非気軽に自分のペースでお読みくださいね。 (2021年5月5日 16時) (レス) id: 2e5c416c18 (このIDを非表示/違反報告)
みん - さいっこう!!! (2021年5月5日 15時) (レス) id: 401406e7ba (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» コメントありがとうございます!シリアスが終わればまた色んなキャラとわちゃわちゃさせるつもりなので楽しみにしていてくださいね。リクエストもお待ちしているのでお気軽にどうぞ! (2019年7月10日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 夢主ちゃんがもっと幸せになってくれるといいな (2019年7月10日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» コメントありがとうございます!そう言っていただき本当に嬉しい限りです! (2019年7月5日 5時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月1日 22時