episode30 ページ31
.
乱数「今日はほんとーに楽しかった!また僕と遊ぼうねっ!」
結局あの後は皆で花札をやることになり、帝統の気の済むまでやっていると気付けば夕方になっていて。
自分でも今まで感じたことのないくらい楽しむことができたことにびっくりする。
『今度は変な服じゃなくて普通の服でお願いします...』
そうお願いすればすっと渡されたのは封筒で。
何だろう、と思いながら乱数を見れば不思議そうにこちらを見ている。
乱数「あれ?だってアルバイトで来てもらったじゃんかー!」
ああ、と私は納得する。
乱数とこうして楽しくできたのも結局仕事だからであって。
そのことに少し悲しいな、なんて思いながらも乱数に渡された封筒を返す。
『私も楽しかったからお金はいらないよ』
これは半分本心。
もう半分はこんな楽しいことで稼いだお金をあの人に渡すのは気が引けるから。
苦労してちゃんと稼いだお金を渡したいし...。
乱数「んー、そっかぁ....。じゃあこのお礼はご飯で返すねっ」
帝統「んにゃっ!?飯か!?!?」
"ご飯"というキーワードに食い付いたのか帝統が近づいてくる。
乱数「もちろん帝統のおごりだけどね〜?」
帝統「何で俺なんだよっ!」
そんな話で盛り上がりながら私は乱数の事務所を出て家へと向かった。
最後まで賑やかだったなぁ...なんてさっきのことがまるで夢だったかのように感じる。
1238人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【ヒプノシスマイク】シンジュクのNo.1キャバ嬢は今日も笑顔で働きます。3
【ヒプノシスマイク】シンジュクのNo.1キャバ嬢は今日も笑顔で働きます。4
もっと見る
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥珀(プロフ) - 椿さん» そんなにですか!とても嬉しいです!更新は不定期ですが待っていていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» そこまで応援していただいて本当に嬉しい限りです!これからも更新頑張らせていただきますね! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 角さん» 返すのを遅くなってしまい申し訳ありません!まだまだ下手くそな文章ですが楽しみにしていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - もう、最高です!なんかもう、こう、素晴らしいの極みというか、とにかく強いというか…(語彙力の限界)です。更新頑張ってください!待ってます! (2019年3月9日 4時) (レス) id: d777525640 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - だろうけど……でも、うちは応援してるからな!!幸せになってーな!!あ、あと作者様!オチはらむだちゃんか一二三か独歩だと個人的に嬉しいので、その3人に1票入れておいてくださいな♪続き楽しみに待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2019年1月9日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月30日 15時