episode13 ページ14
今日は最終日ということもあり、お店には新規のお客さんも含め多くの人がいらしてくれた。
このお店で働きたい、と言ってくれている女の子も多いみたいで一応私は一安心。
最初の方はどうなることかと思ったけど、こうして最終日を迎えることが出来たので私は肩の力がようやく抜けた。
ボーイ「ユリさーん、お店の看板の電気消したらもう帰っちゃっていいですよー!」
『わかりましたー!』
四日間お世話になったボーイさんたちにお礼を言えば、お店を閉める支度をするために外へ出た。
銃兎「お仕事、今終わりましたか?」
私がお店の看板の電気を消していると、目の前で黒い車が停車した。
思わずその車に目を向けると運転席から見えた銃兎さんの姿。
『銃兎さん!どうかしたんですか?』
お店、もう終わっちゃいましたけど、と続ければ銃兎さんは柔らかい笑みを浮かべて首を振った。
銃兎「そうではないのかな、と思って迎えに来ました」
『えっ、私をですか?』
予想もしていなかった出来事に思わずそう尋ねる。
他に誰がいるんです、なんて言って銃兎さんは助手席の扉を開け「どうぞ」なんて言って私を車に乗せてくれた。
その流れるような動作に、思わず見とれてしまう。
もしかして銃兎さん、ホストでもいけるのでは...?
そんな私の視線に気付いたのか「どうかしましたか」と尋ねる彼。
見とれてしまったことの恥ずかしさから私はただ何でもないです、と言って首を振ることしか出来なかった。
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琥珀(プロフ) - 椿さん» そんなにですか!とても嬉しいです!更新は不定期ですが待っていていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» そこまで応援していただいて本当に嬉しい限りです!これからも更新頑張らせていただきますね! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 角さん» 返すのを遅くなってしまい申し訳ありません!まだまだ下手くそな文章ですが楽しみにしていただけると嬉しいです! (2019年6月12日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - もう、最高です!なんかもう、こう、素晴らしいの極みというか、とにかく強いというか…(語彙力の限界)です。更新頑張ってください!待ってます! (2019年3月9日 4時) (レス) id: d777525640 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - だろうけど……でも、うちは応援してるからな!!幸せになってーな!!あ、あと作者様!オチはらむだちゃんか一二三か独歩だと個人的に嬉しいので、その3人に1票入れておいてくださいな♪続き楽しみに待ってます!!!!!!!!!!!!!!! (2019年1月9日 4時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月30日 15時