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『とりあえず、一番高級なお酒を持ってきてください』
「は、はいっ...!」
近くにいた男の子にそう告げれば、はっと我に返ったのか慌てて取りに行く。
きっと一二三さんのかっこよさに見とれてしまったのだろう。
一二三「Aちゃんがそんな事しなくてもいいんだよ?」
『いいえ、今日はかっこつけさせてください』
普段ならお酒を頼むのは逆の方だけど、今日は一二三さんの誕生日と言うこともあるので特別だ。
後ろの方で女の子達が一二三さんと話したがっているけど、きっと私がいるから話しかけてはこない。
今日だけはNO.1だったことに感謝しなくては。
『でも、これだと私が一二三さんを独り占めしちゃってますね....』
一二三さんと二人で話してしまっている状況に思わず申し訳なくなる。
少し眉を下げながら謝ると、一二三さんは気にしていないのか首を振ってくれた。
一二三「構わないよ、僕はAちゃんの物だからね」
『っ....何か慣れませんね』
二人とも似ている職業をしているにも関わらず、今までそんな会話は一度もしたことがなかったので少し体温が上がる。
そんな私に気付いているのか一二三さんはふっと笑みを溢した。
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琥珀(プロフ) - 鶯華さん» リクエストかまいませんよ!ネタ切れだったのでとっても嬉しいです!かしこまりました、書かせていただきますね! (2019年9月18日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
鶯華(プロフ) - こんばんは。リクエストよろしいでしょうか?…えっと、愛してるゲームのMTC版が見たいです! (2019年9月18日 19時) (レス) id: 1984bfabf2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ウサギさん» えええそんな私の方こそ好きです!笑 こっちの方はネタ切れであまり更新してないですが、リクエストなどあったら是非気軽にどうぞ! (2019年8月9日 22時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - 続編みっけ!うしゃぁぁぁぁぁっ!!好きです、もう結婚してください琥珀さん。 (2019年8月9日 17時) (レス) id: fb05fdae18 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - Akiさん» そんなに言ってもらえるなんて...!ありがとうございます!これからも頑張らせていただきますね! (2019年7月28日 6時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年6月22日 7時