【ヒプノシスマイク】シンジュクのNo.1キャバ嬢は今日も笑顔で働きます。【番外編】

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乱数「ほら、愛してるって言えよ」



いつもの高い声とは全く異なる低い声に思わず身体が身震いする。

耳元で囁かれたその声は身体の奧深くにじんじんと届いてくる。



『あ....あいし、てるっ....』




これはただのゲームなんだから。


それを必死に言い聞かせながらも、声は震えてしまっていて。


この場から離れなきゃと思うも、不思議とあの目から視線を逸らせない。



乱数「うん、良い子だね」



そう言った乱数はにやりと口角を上げる。

あの色気はどこから出ているのだろうか...なんて呑気に考えていると乱数が徐々に近づいてくる。

何をするつもりなのか理解できずにいると、再び乱数は耳元に口を近づけた。



『んっ....』


乱数「.....俺も。愛してる」




思わず身体が反応してしまった私を満足そうに見れば乱数はやっと離れてくれた。




乱数「やったー！！僕の勝ちー！！」


『え....』



急に表情が変わり、いつもの乱数なので思わず間抜けな声を上げてしまう。

そんな私に乱数はニコニコしながら告げた。



乱数「僕に勝とうだなんてー...めっ、だよ！！」

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