【ヒプノシスマイク】シンジュクのNo.1キャバ嬢は今日も笑顔で働きます。

episode３５ ページ38

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『う、兎も食べちゃうんですか......？』



理鶯の話を聞いていると普通の生活ではありえないような話が出てくるので思わず自分の耳を疑う。


最初は冗談かと思っていたけれど本人の表情から察するにいたって大真面目だろう。





兎って.....あの兎だよね。

思わずあの可愛い兎が理鶯に食べられている所を想像してしまい身震いする。



理鶯「ああ、調理によっては美味しく食べられるからな」


『そうなんですね.....』




他にもどんなものを食べているのか気になったものの、恐ろしくて聞くことは出来なかった。

私が兎を食べていると聞いて眉を寄せるような表情を見れば理鶯はくすっと笑みを溢す。


その笑みにつられて私も笑ってしまった。




理鶯「Aは小官の話を嬉しそうに聞いてくれるんだな」



『当たり前じゃないですか。理鶯の話はとっても面白いので聞いていてすごく楽しいです』





まあ引いてしまうような話も無かった訳でもないけど....。


でも、正直自分が体験したことのない未知の世界を教えてくれる理鶯の話はわくわくした気持ちにさせてくれる。






そんな気持ちを素直に伝えれば理鶯じゃ「そうか」と言って再び嬉しそうに微笑んだ。

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