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episode16 ページ18

乱数「そういえばAにお願いがあるんだよね〜」



オムライスを食べ終わった後、どうしてもパンケーキを食べたい私は乱数と半分こにしてパンケーキを食べる。



『お願い?』



乱数「うんっ!あのね、僕デザイナーやってるんだけどそのお手伝いをしてほしいんだよね〜」



『お手伝いって具体的に何をすれば....?』



デザイナーなんて具体的に何をすればいいのか分からないし、私が手伝えることなんかあるのかな...。


それにお店のこともあるからそんなに手伝える時間もないだろうし....。


そんな雰囲気に気付いたのか乱数は「あははっ、そんな難しく考えなくていいよ?」と言った。




乱数「手伝うって言ってもAには僕が作った洋服を着てほしいんだー!最近デザインが浮かばなくって、ある程度モデルがいたほうが浮かだろーからさっ」



『そんな重要なこと私が引き受けちゃってもいいのかな...』




洋服とか気にしてはいるけど興味がある訳でもない。


それに自分のことにお金を掛けるのはちょっと気が引けるし...。




乱数「僕はAがいいのっ!それにタダでとは言わないからAからしてもいい話だと思うよ〜?」



上目遣いでそうお願いしてくる乱数の提案に勿論断ることも出来ずに結局は私が折れる羽目に。

うーん、乱数って私が断れないようにするのが上手いとうか何というか...。




『分かった。でも私もお店のこともあるしお互いの時間が空いた時ならいいよ』



乱数「わーい!やったー!じゃあその時に連絡するねっ」




そこまで喜んでもらえるとは思わず、ついつい私も微笑んでしまった。









そして乱数と別れ自分の家へと足を進める。




たまにはこういう日もありかもしれないな、なんて自分らしくない考えが頭に浮かんだ。









??「ユリちゃん.......?」






――私を見ている視線があることも気付かずに、

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琥珀(プロフ) - おにぎりさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると、本当に嬉しい限りです! (2022年9月22日 10時) (レス) id: df97482346 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - もうめちゃめちゃ良かった!です! (2022年9月21日 18時) (レス) @page4 id: 7770a83983 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 九鬼さん» えええそんなことを言ってくださるなんて....!ありがとうございます!! (2018年12月30日 6時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
九鬼(プロフ) - 一言言わせてください!すき! (2018年12月30日 0時) (レス) id: 779dfe7ec9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - スルメさん» 本当ですか!有難うございます...!これから起こる衝撃の展開を是非楽しみに待っていてください! (2018年12月29日 8時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2018年12月24日 22時

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