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『うーん...』 乱数「何考えてるのー?」 『一郎彼女いないのかなって』 乱数「え!?」 『いつも私にくっつくからきっと人肌恋しいんだろうな』 乱数「何か僕可哀想に思えてきたよ」 ページ6

.



『ど、っぽ...まっ...ん!?』




待って。


そう言おうと口を開いた隙に熱い何かが侵入してくる。



言わなくても分かる、独歩の舌だ。




『んっ....』




こんなキス、今まで一回もしたことが無い。



スキンシップが激しい兄弟を持っているから感覚が狂ってるのは認める....けど。




今までに感じたことのない感覚に襲われながらも、息が続かなくなって独歩の胸を叩く。



それに気が付いたのか、独歩は案外素直に離してくれた。




『...はっ....くるし、かった...』



独歩「....その顔も可愛いな」




息も絶え絶えな私を見つめる独歩の表情はいつもの気怠そうなものとは違っていて。


どうしても告白された時の乱数の顔を思い出してしまう。



もしかしたら.....いやいやそんなことある訳ない。





頭に浮かんだ可能性を必死に追いやりながら、とにかく独歩をどうにかしようと腕を掴む。




『独歩、そろそろ降り、』




独歩「うっ...」





ぐらっ。







『えっ....わっ』









さっきまで真剣な表情をしていた独歩はどこにもいなくて。


その代わり顔を真っ赤にした独歩が私の上へと倒れてきた。




.

左馬刻「お前ここ最近理鶯のトコ行ってるらしいけど飯はどうしてんだよ」 『食べてるよ』 左馬刻「っ、あのゲテモノをか?」 『うん、ちょっと無理そうなのはこっそり帝統にあげる』 左馬刻「次俺らが行く時もそいつ連れてこい」→←二郎「姉ちゃん俺ともやろ!!しりとり!」 『りす』 二郎「...す、好きっ」 『...嫌い』 二郎「え、」 『ごめん嘘だから泣きそうな顔しないで』



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琥珀(プロフ) - 恋夢さん» 時間がかかってしまい申し訳ないです...。期待に沿えるよう精一杯頑張らせていただきますね! (2019年10月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - ついについに番外編スタートですね!お待ちしてました♪楽しみにしてます*海水浴っていろいろ妄想膨らみますよね〜琥珀様ならではの御話期待してます! (2019年10月6日 15時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - †カノ†さん» コメントありがとうございます、とっても嬉しいです!その気持ち分かります...!内心もっとグイグイいってほしいと思いつつ書かせていただいてます笑 これからもどうぞこの作品を宜しくお願いしますね! (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
†カノ†(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも影ながら応援しております!!うわぁあああめっちゃいいところで終わった!!!え、全然手を出していいんだよ一郎???()願望失礼しました、これからも頑張って下さい!!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: bf0e4eeece (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» そう言っていただきとっても嬉しいです!夢主ちゃん可愛いですよね!私もこんな風になりたかった...。 山田三兄弟に看病してもらえるなら私きっといつでも風邪引いちゃいます笑 (2019年9月22日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年9月8日 18時

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