『しりとり』 三郎「料理する姉さんも素敵です!」 『...すいか』 三郎「可愛すぎます姉さんっ....あ、」 『...変なところに頭使うからだよ』 ページ4
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頭を撫でられた独歩はどこか落ち着いた表情になり、そっと私の手に自分の手を重ねる。
独歩「不思議だな、Aといると心地がいい」
『...きっと一二三よりも喋らないから』
それもそうか、と笑みを溢す独歩に私も笑い返す。
相変わらず独歩の身体は熱を持っているけど、今はなんだかその体温が心地良い。
独歩「なあ、」
気持ち良さそうに頭を撫でられていた独歩が不意に口を開く。
どうしたんだろうと思いながら瞳を見つめると、何かを決意したよう表情を浮かべていて。
私は『うん』と頷いて続きを話すのを待った。
独歩「キス、してもいいか」
『え』
まさか独歩からそんなことを言われるとは思っていなかったので思わず声が漏れる。
少し驚いている私と対照的に独歩は不安そうな顔でこっちを見つめていて。
私の反応を伺っている様子はまるで犬みたい。
『...いいよ』
独歩「やっぱ、無理だよな...ごめん忘れてくれ....って、えっ」
自分から言っといて断られると思っていたのか、私が頷いたことに目を見開いて驚く独歩。
そんなに驚くことでもないでしょ。
表情がコロコロと変わる独歩に思わず笑みを溢しながらも、私はそっと触れるだけのキスを落とした。
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二郎「姉ちゃん俺ともやろ!!しりとり!」 『りす』 二郎「...す、好きっ」 『...嫌い』 二郎「え、」 『ごめん嘘だから泣きそうな顔しないで』→←左馬刻「お前ってコンタクトにしないのか?」 銃兎「そういえばつい最近してみたんですけど、人見知りのあいつが一言も口を聞いてくれませんでした」 左馬刻「なんでだよ、お前一回眼鏡外してみろ」 銃兎「分かりました...どうでしょうか?」 左馬刻「...いやおめー誰だ」
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琥珀(プロフ) - 恋夢さん» 時間がかかってしまい申し訳ないです...。期待に沿えるよう精一杯頑張らせていただきますね! (2019年10月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - ついについに番外編スタートですね!お待ちしてました♪楽しみにしてます*海水浴っていろいろ妄想膨らみますよね〜琥珀様ならではの御話期待してます! (2019年10月6日 15時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - †カノ†さん» コメントありがとうございます、とっても嬉しいです!その気持ち分かります...!内心もっとグイグイいってほしいと思いつつ書かせていただいてます笑 これからもどうぞこの作品を宜しくお願いしますね! (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
†カノ†(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも影ながら応援しております!!うわぁあああめっちゃいいところで終わった!!!え、全然手を出していいんだよ一郎???()願望失礼しました、これからも頑張って下さい!!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: bf0e4eeece (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» そう言っていただきとっても嬉しいです!夢主ちゃん可愛いですよね!私もこんな風になりたかった...。 山田三兄弟に看病してもらえるなら私きっといつでも風邪引いちゃいます笑 (2019年9月22日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年9月8日 18時