『帝統、大変』 帝統「おう、どうした？」 『理鶯がヤキモチ妬いてる』 帝統「ん？良かったじゃねえか」 『違うよ、理鶯が好きなのは私じゃなくて帝統っぽい』 帝統「.....は？」 ページ24
一郎side
音を立てない様にゆっくりと部屋の扉を開ける。
電気をつけていないのであまり良くは見えないが、布団が膨らんでいてうめき声の様なものが聞こえてくる。
―――Aの様子がおかしい。
そう瞬時に察知した俺は慌てて部屋の電気を点け、Aの元に駆け寄った。
『っ...く...』
「....Aっ！」
『っおに...ちゃっ....』
Aの様子を確認するために布団をめくると、うずくまって泣いている姿が目に入る。
俺の存在に気が付いたAは、俺の腰にぎゅっと抱き着いた。
「どうしたんだよ、こんなに泣いて」
『っ、寂しくて...』
頭をぽんぽんと撫でてやると少し落ち着いてきたのか、申し訳なさそうに俯くA。
俺が行かなかったらこいつはずっと泣いていたのかもしれない。
そう考えるとつくづく自分のことしか考えられていない自分に腹が立った。
「悪ぃな、部屋全然来てやれなくて」
『ん....でもお兄ちゃんいつも三人の為に頑張ってくれてるから....』
―――だから寂しくても我慢できる。
そう言って腕の力を一層強めたこいつに胸がぎゅっと苦しくなる。
.
帝統「なあ幻太郎、変なこと聞くけどよ」 幻太郎「何です」 帝統「お前は俺のこと好きだったりしないよな....？」 幻太郎「.....」 帝統「お、おい！何とか言えよ！！」→←理鶯「お前は有栖川が好きなのか？」 『え、なんで』 理鶯「....最近よく二人で遊びに来るからそうなのだろうかと思ってな」 『まさか...理鶯、』
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琥珀(プロフ) - 恋夢さん» 時間がかかってしまい申し訳ないです...。期待に沿えるよう精一杯頑張らせていただきますね！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - ついについに番外編スタートですね！お待ちしてました♪楽しみにしてます*海水浴っていろいろ妄想膨らみますよね〜琥珀様ならではの御話期待してます！ (2019年10月6日 15時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - †カノ†さん» コメントありがとうございます、とっても嬉しいです！その気持ち分かります...！内心もっとグイグイいってほしいと思いつつ書かせていただいてます笑 これからもどうぞこの作品を宜しくお願いしますね！ (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
†カノ†(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも影ながら応援しております！！うわぁあああめっちゃいいところで終わった！！！え、全然手を出していいんだよ一郎？？？()願望失礼しました、これからも頑張って下さい！！！ (2019年9月29日 13時) (レス) id: bf0e4eeece (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» そう言っていただきとっても嬉しいです！夢主ちゃん可愛いですよね！私もこんな風になりたかった...。 山田三兄弟に看病してもらえるなら私きっといつでも風邪引いちゃいます笑 (2019年9月22日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀
| 作成日時：2019年9月8日 18時
