検索窓
今日:37 hit、昨日:22 hit、合計:279,723 hit

『ねえねえ銃兎』 銃兎「はいなんでしょう」 『左馬刻に私のどこが好きって聞いたらなんて答えたと思う?』 銃兎「そりゃあ全部、とかですかね」 『ううん、胸って答えた』 銃兎「ごほっ...あいつは女子高生になんてこと言ってんだ....!」 ページ22

三郎side



「すみません、忘れてください」




無性に悲しくなってきて姉さんの顔を見ずにそう言う。


だってもしこれで姉さんに結婚は出来ない、なんて言われたらそれこそもう立ち直れないかもしれない。


....結婚が出来ないなんてそんなの僕が一番よく理解している。




だからこそどうして姉さんを好きになってしまったのか、と自分を責めることしか出来ない。





しかしそんな僕の葛藤とは裏腹に返ってきた言葉は予想外なものだった。









『ううん、忘れない』




「えっ」






驚いて思わず顔を上げてしまう。


姉さんは穏やかな表情を浮かべていて、想像していたような表情ではなかった。






『嬉しかったから忘れないよ』


「...嬉しい、んですか?」


『うん、すっごく嬉しかったよ』




さっきまで気持ちがどん底に沈んでいたはずなのに一気に心が引き上げられる。


姉さんが嬉しいと言ってくれた。


それはもう結婚したいと受け取ってもいいぐらいだろう。







ああもう、





「姉さん好きですっ」



『私もさぶちゃんだーいすき』







やっぱり姉さんの弟で良かった。




.

理鶯「お前は有栖川が好きなのか?」 『え、なんで』 理鶯「....最近よく二人で遊びに来るからそうなのだろうかと思ってな」 『まさか...理鶯、』→←『独歩今回シャウト無かったね』 独歩「やっぱりないと違和感あるか...?」 『少しあるけどそれよりも舌出しててなんかえろかった』 独歩「はっ!?え、え、えろ....」 一二三「おーい独歩ちーん戻ってこいよー!」 『...何かごめん』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (178 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
912人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥珀(プロフ) - 恋夢さん» 時間がかかってしまい申し訳ないです...。期待に沿えるよう精一杯頑張らせていただきますね! (2019年10月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - ついについに番外編スタートですね!お待ちしてました♪楽しみにしてます*海水浴っていろいろ妄想膨らみますよね〜琥珀様ならではの御話期待してます! (2019年10月6日 15時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - †カノ†さん» コメントありがとうございます、とっても嬉しいです!その気持ち分かります...!内心もっとグイグイいってほしいと思いつつ書かせていただいてます笑 これからもどうぞこの作品を宜しくお願いしますね! (2019年9月29日 15時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
†カノ†(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも影ながら応援しております!!うわぁあああめっちゃいいところで終わった!!!え、全然手を出していいんだよ一郎???()願望失礼しました、これからも頑張って下さい!!! (2019年9月29日 13時) (レス) id: bf0e4eeece (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - はにゃさん» そう言っていただきとっても嬉しいです!夢主ちゃん可愛いですよね!私もこんな風になりたかった...。 山田三兄弟に看病してもらえるなら私きっといつでも風邪引いちゃいます笑 (2019年9月22日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琥珀 | 作成日時:2019年9月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。