120話 負けてくれ ページ33
翌日 テレビ前
〈マック・ロニージョ、またもやハットトリック達成！〉
［さすがはキングオブファンタジスタ。ブラジル史上最強の選手と言われるだけありますよ］
〈ここで試合終了！ザ・キングダム決勝トーナメント進出です！〉
久遠「これで、準決勝の相手は決まった。
ザ・キングダムは予選リーグを全勝で突破。間違いなく、世界最高レベルのチームだ。特に、アマゾンリーバーウェイブはこれまで対戦してきた必殺タクティクスを遥かに凌駕する。破るのは厳しいぞ」
円堂「そんなに強力な相手と戦えるなんて、わくわくするぜ！」
鬼道「ふっ、そういうと思っていた」
『ｸｽｯ 円堂らしいわね』
円堂「さ！練習だー！」
「「「おう！！」」」
…………
………………………
『おお…。これで、選手のみんなのデータが見れるのね！』
私は今、たまたまパソコンをいじっていたヒロトと鉢合わせ、色々教えて貰っている。
ついでに、鬼道も興味を示し、隣にいる。
他のみんなは各々で過ごしている。
基山「そうだよ。例えば、今度対戦するザ・キングダムは………」
円堂「みんな！聞いてくれ！！」
『わぁ！！びっくりした！』
突然現れた円堂にびっくりする3人。
鬼道「どうしたんだ？そんなに慌てて」
土方「実はさっき、ロニージョがここまで訪ねてきてな_________」
………
…………………
基山「ちょうど見ようと思ってたんだ。
これが、ザ・キングダムの予選データだ」
円堂「パス成功率93%！？」
土方「ボール保持率は78%もあるぜ！？」
鬼道「セカンドボールをほとんど奪っているな…」
『どの試合も圧倒的な攻撃展開ね…』
基山「各選手の運動量がものすごく多い」
土方「こんなにすごいなら、負けてくれなんて頼む必要ねぇだろ」
基山「いくら負けたくないといっても、無敗で勝ち上がった強豪チームのキャプテンが八百長を持ち掛ける理由が見当たらない…」
『もしかしたら何か、負けたらバツを受ける、みたいなことが……
いや、ありえないわよね…』
円堂「ああー！！こんな気持ちじゃ戦えない！
ロニージョに会いに行くぞ！」
「「『え！？』」」
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アリス(プロフ) - Lunaさん» はい！楽しみにしてます！！ (2018年3月23日 18時) (
レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞ (2018年3月23日 17時) (レス) id: 10749a92aa (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 物凄い面白いです！！悪魔と天使。。。魔界。。。いい響きだぜ☆更新頑張って下さい！! (2018年3月21日 22時) (レス) id: ed1ad449ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2018年3月5日 18時
