〜消えた明日人と光〜 ページ20
そして10分程経ち。
朝ごはんを食べ始めた皆の前に、Aが何やら慌てた様子で飛び込んで来た。
「み、皆っ！二人とも、どこにもいないの！」
「ええぇ〜〜っ！？！？」
皆の心配の顔が、より一層高まる。
「走りにいってる、とかじゃないのか？」
「えー、さっきスマホで見たら午後から雨予報だったけど…」
Aが確認するようにスマホを見直す。
＿＿そして、Aが『神速ダッシュ』を使ったタイミングで、明日人も『イナビカリ・ダッシュ』を使い猛犬から逃げていた……。
そして午後になり、雨が本格的に振りだして来ても、明日人と一星は帰って来ない。
「…二人共、大丈夫かな…」
眉尻を下げ、心配そうな声を出すA。
それに一層不安を煽られ、
「うーん」
としか言えない皆。
「うぇーい！雨だ雨だー！気持ちいいぜー！」
剛陣は雨の当たる所で幼稚園児並みの大騒ぎをするが、雷鳴がとどろくと皆が雨宿りする軒下に戻ってきた。
「…先輩…」
Aが呆れて額を押さえる。
と言うより、これは降りすぎと文句を言いたくなる。
少しの希望を抱きユニフォームに着替えた意味が無くなるでは無いか。
「チッ、いきなり降りだしたな」
「それにしても、二人共どこに行っちゃったんでゴス…」
「さっきからLINEとかイレブンバンドに送ってるけど、全然返信来ないの…」
Aが皆に見せたスマホ画面には、『イナズマジャパン』グループのLINE画面で、上から下をAの
A大丈夫?今どこ?
Aもしかして充電切れた?生きてる?
と言う心配のメッセージや、
『帰ってきてー』
『待ってる！』
と言った可愛い系のスタンプが覆い尽くしていた。
どれだけスクロールしても、それは続き…
「…通知が『125』になってる…」
「私そんなに送ったのね…」
「…確かに、ずっと連絡も無いなんておかしいな」
風丸が話を進める。
「サボってんのか逃げ出したのか……別に放っときゃいいじゃねぇか」
ヒロトの様に楽観視している者(て言うか灰崎と不動)もいる。
「……いえ、放っておく訳にはいかないわ…これは事件よ！」
推理ポーズをとり、探偵モード入り気味のA。
「えっ、事件？」
「何ででゴス？」
「朝からこんな時間まで全く連絡も無く姿を消すなんて、何か不測の事態があったとしか思えないわ」
「…それさっき風丸君が言ったけど」
「確かに」
Aは吹雪と坂野上を完全スルーし、続けた。
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ヒメアミ(プロフ) - 皆さんへ。ちょこさんからのメッセージは、ちょこさんに「サーバーの負担がかかるから消して」と言われて消した物です。本当は消したく無かったけど… (2019年12月27日 12時) (
レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ちょこ。サブさん» 「何があってもこの友情は忘れない」…まぁ、そんなに大げさじゃない(と信じたい！)けどね！ちょこちゃんに会えて本当に良かった！また来てね！いつまでも待ってるから！今までありがとう！またね！ (2019年12月27日 12時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ちょこ。サブさん» 私はちょこちゃんをいつでも応援してる！SNS禁止解除されたらまた来てね(無理か…)。本当にごめん。でも、色々消えた謎が解けたよ。ちょこちゃんは逃げた訳じゃないって分かってる。妖怪ウォッチのフォーエバーフレンズだね…「ずっと一緒だと思っていた」 (2019年12月27日 11時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ちょこ。サブさん» そうなんだ…それは仕方無いね…後、見てないだろうけど、イナオリの募集企画で嫌な思いさせてごめん。ちょこちゃんを責めた訳じゃないの。私が嫌だったのは他の人。嫌だったらごめんね。受験するんだ…凄い！頑張ってね！！ (2019年12月27日 11時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - ちょこ。さん» うん！スコーピオンズは〜45分間の女神〜では結構キー…組織？になってくるから、出るね！シャドウ・オブ・オリオン戦でも出るかも。もしかしたら。 (2019年12月21日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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