〜現れた救世主〜 ページ4
「うぅ、こっちのスタミナはガンガン減ってるのに、相手は試合開始と変わらなく見えるわ」
Aが息を切らしつつ言う。
「どうすりゃいいんだよ、後2点取って逆転なんて」
「後半に持ち込んだらキツいし……
前半のうちに、後1点はとりたい所ね」
「だな」
Aとヒロトがイレブンバンドを見る。
残り時間は少ない。せめて同点にしなくては……。
点を取られまいと必死にDFを固めて粘っていると、前半が終了した。
「監督！俺を出してくれよ、ファイアレモネードは無敵だぜ！？」
剛陣が日本のピンチに耐えきれず、趙金雲に懇願する。
「貴方は日本の秘密兵器。温存しておくべきです」
『秘密兵器』と言う単語に一瞬気を良くする剛陣だが、またゴネはじめる。
『お前本当にAの先輩か？
アタシは、お前とAが交代になる時は世界の破滅、と思っている』
カマイタチが躊躇(ちゅうちょ)せず言いまくる。
『それに、お前フィールドで戦う奴等の事考えて言ってんのか？
こっちは一生懸命頑張ってるっつーのに、こっちが力不足、みたいに言うなよ』
「ちょっと、イタっちゃん！！」
そんな慌ただしい状況を、静かな声が破った。
「……剛陣先輩が待機するのには賛成です。
あのファイアレモネードをあの程度の雑魚に使うのはまだ早いですよ」
「…………っ！？！？」
皆が声のした方向に顔を向ける。
するとそこには＿＿＿＿
.
.
.
.
「悠馬君！？」
「野坂！？」
皆の視線が集まる所には、
『戦術の皇帝』
野坂悠馬が立っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒメアミ(プロフ) - あいさん» 本当にすみません！文字色を変えて対象しました…すみません！…ストーリーが好き！？ありがとうございます！！嬉しいです！！ (2020年1月26日 10時) (
レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
あい - さっきの付け加えで、LINEの話で吹き出しと文字の色が重なってなんと言っているかわかりません…すみません。先程も書きましたがストーリー大好きなので頑張ってください！ (2020年1月25日 23時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
あい - すみません！ストーリー好きです！でも氷浦くんが何を言ってるかわかりません…設定で変えられるかもしれませんが私は始めたばかりなので…すみません… (2020年1月25日 22時) (レス) id: d906fc2769 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» イナイレ大好きです！必殺技とかも面白いし、キャラも面白いし、ストーリーも面白いし…最高だと思います。…いいですよ！まとめてメッセージ送っちゃってくだs((((殴×100すみません、キャラ崩壊中です…学校での私を取り戻します…とにかくありがとうございます！ (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ - wataruさん» これ読んでニヤニヤしちゃった…ありがとう(ございます)！←砕けた口調でいいと言われた瞬間タメ口になる愚かな生物300点だ、やったー！誉めてくれてすっっごく嬉しいです！すっごい心に響いてます！コメントもらえると小説書いてて良かったな、と思います！ (2019年11月24日 16時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
