３４ 氷点下の瞳 ページ35
現在地
病院
箱庭は中島と共に窓から外を見る
敦「・・・前から気になってたんですけど・・・」
箱庭が目線を中島に向ける
敦「鏡花ちゃんの事、苦手ですか？」
控えめに、おずおずと聞いた中島
箱庭は無表情で見つめた後、いつも通りの笑顔を作る
箱庭「なんで？」
中島「初めて会った時、一瞬
ほんの一瞬だけ目が冷たくなった気がして」
箱庭「マフィアを忌み嫌うことは特殊なの？」
中島「特殊じゃないです
でも今でもたまにその目を見るんです」
箱庭は内心舌を巻いた
孤児院育ちだからか人の顔色を伺うのは得意らしい中島からの質問にどの返答がベストか思考を回す
中島「鏡花ちゃんは元です
もう彼女はマフィアじゃないんです
だから、」
だから？
トラウマを無視して彼女に笑みを向けろと？
中島「鏡花ちゃんにあの目を向けないでくださ、」
ダンッ！！
箱庭が横の壁を思いっきり殴った
その表情は酷く冷たい
中島「っ・・・！」
箱庭「だから？
トラウマを無視して彼女に笑みを向けろと？」
中島(トラウマ・・・？)
箱庭「私があの組織に、いや
あの先生に何されたか知らないからそんなこと言えるんだよねぇ？
知ってて言ってたら一発殴るよ？」
中島「と、トラウマって・・・」
箱庭「言う程仲良くもないし、信頼もしていない」
氷点下のように冷めきった表情、瞳
ちらりと外を見やると歩き出す
不思議に思った中島が外を見ると
そこには
中島「マフィアに包囲されてます！！！！」
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マリア(プロフ) - 安良岡さん» いえいえ、役にたったならよかったです！毎回更新楽しみにしてますので頑張ってくださいね！ (2018年6月22日 22時) (
レス) id: aef3096be5 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡 - マリアさん» 完全な打ちミスですね。ご指摘ありがとうございます。 (2018年6月22日 22時) (レス) id: 88056f99af (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 太宰さんは歴代最年少幹部じゃなかったですか？多分ですけど... (2018年6月22日 22時) (レス) id: aef3096be5 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - 安良岡さん» ありがとうございます！全然構いませんよ！私も返信遅いので大丈夫です。 (2018年6月15日 23時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 七海さん» 会話のお返事、遅くなってしまうかもしれませんがそれでもいいなら構いませんよ (2018年6月15日 22時) (レス) id: de63d941bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2018年6月10日 20時
