検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:62,900 hit

六話 ページ7

『私は16だ』

「同い年!?」

「16だったんですか…?普通に20ぐらい
だと…。」

するとAさんはショックを受けたような
困惑した表情をした

たしかに、女性としては年相応に見られないのは嫌かもしれない

「あ、落ち着きがあるってことで凄く大人っぽかったってことです!」

そう言うと安堵した表情をするAさん

『そういうことか…。とりあえず、
年齢が変わらないなら敬語はいい。気軽に接してくれ』

「あぁ、わかった!」

「こんな美人で同い年…?」

『さて、私はもう部屋に戻るとする。
もう静かにしてくれよ?』

「わかった!ほら、善逸寝るぞ」

「Aさんおやすみなさい!」

『あぁ、おやすみ』

そう言ってAは部屋から出て行った

「Aさん美人だったなぁ…。」

たしかにAは綺麗な顔立ちをしていた

「なぁ、炭治郎。さっき、Aさんが呟いていたことだけどさ」

「聞き取れてたのか?」

「うん、はっきり聞こえた」

「なんて言ってたんだ?」

「『私と、似ているな』って言ってたよ。」

「似ている?」

俺とAが?

「多分、Aさんも炭治郎と同じように
家族を、鬼に殺されたんじゃないかな…。」

「そうか…。
とりあえず今日はもう寝るか。」

「うん、そうしよう」

Aが言ってたあの言葉

『私は信じない!鬼は人を襲う醜い化け物だ!
どんなに優しい人でも鬼になれば人を襲う!』

まるで、自分と親しい人が鬼になったような言い方だった

もしかして、Aの家族も鬼になった人がいるのか…?

Aの事をもっと、詳しく知りたい…。

そう思いながら俺は眠りについた

炭治郎side終了

七話→←五話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

すー(プロフ) - 面白いです!続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - はじめまして最初から読んでいます。私は映画を公開初日に見に行きました。もう、一言で言い表せないぐらい感動して泣いちゃいました。これはもう2、3回見るべきです。小説のほうも楽しみに待っています。 (2020年10月21日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rei | 作成日時:2020年5月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。