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七話 ページ8

『…朝か』

起き上がり伸びをする

着替えて布団を畳み部屋を出る

仕度を終えたし帰ることにするか

一応、炭治郎たちの部屋に行ってみるか



スッ

襖を開けると2人とも起きていた
あと猪の被り物してる少年も

『炭治郎、善逸おはよう』

「A、おはよう!」

「おはようございます!」

『善逸、敬語じゃなくていいと言ったが?』

まぁ、いいか

私は被り物をした少年に目を向ける

『君の名前を教えてくれないか?』

「俺は嘴平伊之助だ!お前、俺と勝負しろ!」

『しない』

ここから屋敷まで距離があるし
朝から疲れるのはごめんだ

「なんだ!負けるのが怖いのか!」

ピキッ

「見るからに弱そうだもんな!」

「こら!伊之助!」

弱そう…?

『見るからに弱そう、だと…?』

さすがに聞き捨てならんぞ

『善逸、お前達の階級はなんだ?』

「俺達の?癸です」

『癸だと?』

私は軽く鼻で笑う

「テメェ!なにがおかしい!」

『おこがましいな、階級が一番下の癸である
お前が柱の私に勝てるとでも思っているのか?』

言っておくが私はとても負けず嫌いだ
女というだけで弱くみられるのも大嫌いだ

「勝てるに決まってんだろ!」

まぁ、面倒だからこれ以上相手にするのはやめよう

「Aはもう帰るのか?」

『あぁ、そうだな。
深い傷も負っていないからな。』

「え〜〜〜〜、Aさん帰っちゃうの??」

そう言って足にしがみ付いてくる善逸

『離れてくれ、引きずるぞ』

「善逸、Aを困らせるな!」

そう言って炭治郎は善逸を引きはがしてくれた

『またな、善逸、炭治郎。
伊之助、私と戦いたいならもう少し階級を上げてからだな。』

私はそう言って部屋を出た

さて、帰ろう







屋敷までの道のりが長かったがやっとたどり着いた

ガララ

『ただいま戻りました』

奥の方から誰かが走ってくる音か聞こえる

まぁ…大体予想はついてるけど

「Aちゃぁぁぁぁぁん!」

凄い勢いで抱き着いてくる女性

『ただいま、須磨さん』

「よかったぁぁぁ!無事に帰ってきてえぇぇ!」

須磨さん意外と力強いよ、苦しい

また足音が聞こえてくる

「ちょっと!須磨なにしてんの!
Aが苦しがってるでしょ!」

そう言って須磨さんの髪を引っ張り
私から剥がそうとするまきをさん

まきをさん…髪はやめてあげて

「ちょっと、2人とも落ち着いて。
Aも帰ってきたばかりで疲れてるんだから…。」

この2人を落ち着かせるのは雛鶴さんの役目

いつもお疲れ様です…

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すー(プロフ) - 面白いです!続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - はじめまして最初から読んでいます。私は映画を公開初日に見に行きました。もう、一言で言い表せないぐらい感動して泣いちゃいました。これはもう2、3回見るべきです。小説のほうも楽しみに待っています。 (2020年10月21日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rei | 作成日時:2020年5月31日 21時

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