【rkrn】田舎少女の異世界紀行

探すぜ！体育会系！ ページ30

おらん。
どこにもおらん！

体育委員会はどこにおるんやぁ！！

「小松田さぁん、体育委員さんたちってどこにおりますの？」

恥ずかしながら小松田さんに泣きつく。
しゃーないやろ！
こちとら学園内2周したんやぞ！

「え、体育委員会ですかぁ？少なくとも裏々々山くらいまでは行ってると思いますよ〜」

「…………早よ言ってくださいよ〜……」

はぁ……。
先に別の委員会んとこ行こ…。





「あ！帰ってきた！！」

「？？！！」

なんなん小松田さん？！
急に叫んで…なにが帰ってきたん？？

「福中さん、体育委員たちが帰ってきましたよ！一緒に行きましょう」

なんていう忍法それ？！
テレパシーの術？？
忍術学園の事務員ってそんなこともできんとアカンの？！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ホ…ホンマに帰って来とった……」

「僕は嘘なんてつきませんよ〜。はい、みんな入門票にサインを！」

体育委員さんたち今までのどこの委員会よりボロボロなんやけど…。
どんだけハードな委員会なんや？
６年生の人だけめっちゃ元気やし…。

「あの〜…事務からの書類です」

「ん？ああ、ありがとう！」

あ、思ったよりマトモやん。
体育会系オーラ出まくっとるからびびったけど…。

「七松先輩、ちゃんと内容読んでくださいね」

いつも読んでないんかい！！

読めや！！後輩を困らすなや！
七松か…よし、脳内でハリケーン七松て呼んだろ。
今のところは、な…。

仲良うなってきたら立花プーみたいに面と向かって呼んだろ〜！

「では私はこれで〜」

最後は学級委員長委員会か！
名前なっが！！

変るぜ！変装名人！→←泣くぜ！平和主義！

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