円堂守と従兄妹の少女は、皆に期待を寄せ始めている様です。 【イナイレ】

§１９４§ ページ47

風丸)もう出て来て良いぞ。


虎丸)はい。


貴)あ〜あ、これだから風丸は〜！


風丸)悪かったってw


貴)笑いながら言っても説得力皆無ww


虎丸)Aさん、すみませんでした！
俺、言いすぎました！


貴)…別に？
それよりも風丸は、全くさ〜！


風丸)お前だって話したかったろ？


貴)いや、全くwwww


風丸)何だと、このっ！


貴)ちょ、止めろよ！
とにかく虎丸の事は全然起こってないから、安心しろ。
後ね、別に騙す必要はなかったろ！
話したいなら虎丸を連れてくれば良かったじゃないか。
自室に逃げ場なんてないんだし。


2人)確かに;;;;;


貴)さあ、僕はもう寝るぞ〜！
お休み〜♪


タタタッ


虎丸)結局余計なお世話だったみたいですね。


風丸)だな。


2人はそんな事を話していたらしい。


〜次の日〜


僕は昨日いろいろ考えていた所為か、寝坊した。


貴)すみません、久遠監督！


久遠)遅いぞ。
今日から、此処で練習して貰う。
必殺技の練習は必要ない。
お前達はただ従っていればいい。


目の前には泥のグラウンド。


栗松)ホントに此処で練習するでやんスか？


皆が抗議するのをよそに、僕は目を輝かせた。


貴)やったぁ！((キラキラ
この練習ずっと楽しみだったんだ〜♪


バシャ


僕は片足ずつ入って、｢守にぃ、ボール｣と言った。


守)え？
お、おう…。


貴)今日からやるの知ってたら、もっと早起きしたんだけどな〜。


バシャバシャ


貴)おっとっと…。
バランス感覚難しい〜…。


続いて豪炎寺が入ってきた。


ボールをとした時にユニフォームに泥付いたけど、大丈夫かな。


守にぃが入ってきた。


秋)円堂君。


バシャ


守)豪炎寺。


豪炎寺)！


豪炎寺は理解したように、守にぃにパスをした。


守にぃのユニフォームに泥が付く。


て言うか、僕も既に泥だらけだけど。


豪炎寺)円堂！


豪炎寺は走っていく。


守)(一番辛いのは、サッカーができなくなる豪炎寺なんだ…。
その豪炎寺が今、全てをかけて決勝戦へ挑もうとしている。
俺は…俺は…。)豪炎寺！


バシャ


その姿に押されたのか、皆が泥に入りだす。


皆まともじゃないよ。


ま、僕もまともな神経じゃこの練習やってられないけど。


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