天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ8)

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第256話-韓国戦- ページ8

A｢2人ともやめなよ！｣

ヒロト｢そうだよ。今は、仲間同士いがみ合ってる場合じゃない！｣

風丸｢でも、ヒロト！不動はAにボールを当てまくったんだぞ！もし、Aが怪我したらどうするんだよ！｣

ヒロト｢それは…｣

不動｢ふんっ…｣

不動は、ポジションに歩いていく。

A｢…｣

試合が再開し、不動はまた1人で上がっていく。

風丸｢パスを回せ、不動！｣

不動｢そんなにボールが欲しいんなら、俺から奪い取ってみるんだな！｣

不動は、あっという間にファイアードラゴンのゴール前に。

けど、不動のボールは、またしてもあっさり止められた。

《依然、2対1と試合はファイアードラゴンがリード！》

チェ｢必殺タクティクス、パーフェクトゾーンプレス！｣

不動｢…！｣

風丸｢不動！泥の特訓を思い出すんだ！そいつらの頭を出すパスを出すんだ！｣

不動｢うるせぇ！｣

《おっと、ファイアードラゴン！遂に、不動からボールを奪ったァ！》

風丸｢はああっ！｣

涼野｢うわっ！｣

《だが、風丸がボールを外に！》

風丸｢いい加減にしろ、不動！パスを出せ！皆に会わせろ！｣

不動｢俺に命令するな！俺は、出したい時に出す！｣

風丸｢勝手にしろ。｣

A｢…｣

ファイアードラゴンのスローイン。

《今度は不動がボールを奪い取ったァ！》

不動は、ファイアードラゴンの選手達に囲まれた。

南雲｢味方に嫌われても、敵には人気だな。｣

不動｢俺の力を認めたということだな？｣

南雲｢なんだと？俺はお前なんか…てか、Aに謝れよ！｣

涼野｢晴矢、熱くなるな。｣

南雲｢でもよ！｣

不動｢あいつとどんな関係かは知らねぇけど、とにかくお前らとの遊びの時間は終わりだ。ふっ！｣

チェ｢パス！？｣

《不動、この試合初めてのパス！だが、風丸追いつけない！パスミスだ！》

不動｢チッ、しっかりしやがれ！｣

風丸｢今更何を！しかも、どこに蹴ってるんだ？｣

不動｢ふっ！｣

壁山｢あっ！｣

不動｢いい加減にしろよ！｣

壁山｢あんなの追いつけないっすよ！｣

A｢…！｣

私は、不動を見た。

《不動のパスは、尽く通らない！》

不動｢何故取れない？何やってんだ、バカ共が！｣

壁山｢今のは取れるわけないっす。｣

不動｢なんだと？｣

風丸｢イナズマジャパンは、お前だけのチームじゃない！｣

A｢…｣

パスが通らない理由…それは、皆が不動を信用していないから。