天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ20)

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第218話-ビッグウェイブス戦- ページ20

《FFIアジア地区予選、開幕戦！
オーストラリア代表ビッグウェイブス対日本代表イナズマジャパンが…今、始まります！》

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

《キックオフ！試合開始です！
吹雪、鬼道へボールを預け、豪炎寺と共に前線へ走る！イナズマジャパン、天才ゲームメーカー鬼道はどう出るのか？》

鬼道｢なんだ！？｣

有人君は、あっという間にビッグウェイブスの選手達に囲まれた。

A｢有人君！｣

鬼道｢義姉さ…あっ！パスコースを塞がれた！？バックパスも出来ない！？まさかこれが…｣

《出たァ！これがビッグウェイブスの、ボックスロックディフェンス！
一度囲まれてしまうと、二度と抜け出せない、必殺タクティクス！》

これが攻撃を完全に封じる、未知の戦術…？

A｢そっちからパス出来ないなら！｣

私は、有人君めがけてスライディングした。

ﾊﾞｰﾝｯ!

A｢きゃあっ！｣

鬼道｢義姉さん！あっ！｣

《鬼道姉が果敢に挑むが、ボールを取られてしまったァ！》

綱･土｢うわあっ！｣

《あっと、イナズマジャパン！連携が上手くいっていない！》

鬼道｢くそっ！ポジショニングの練習をしていれば！｣

｢メガロドン！｣

円堂｢正義の鉄拳！うわっ！｣

《ゴォール！先制したのは、ビッグウェイブスだァ！》

木暮｢こんな簡単に1点取られるなんて。｣

壁山｢久遠監督の言う通りだったっす…｣

簡単に点を取られたことに、自信をなくす皆。

円堂｢凄いな！｣

皆｢え？｣

円堂｢こんな凄い奴らとやれるなんて、燃えてきた！｣

壁山｢強い敵ほど燃えるなんて、キャプテンらしいっす。｣

風丸｢あぁ。この闘志に、どれだけ勇気をもらってきたことか。｣

円堂｢みんな、試合は始まったばかりだ！まずは1点、追いつこうぜ！｣

皆｢おーー！！｣

《イナズマジャパン、反撃なるか？》

私達は、ボックスロックディフェンスを破ろうと立ち向かうが、ビッグウェイブスの猛攻に防戦一方になってしまう。