第82話-大阪ギャルズCCC- ページ33
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢大阪ギャルズのキックオフで、試合が始まりました！御堂玲華、華麗なドリブルで上がっていく！｣
｢ふっ！｣
風丸｢よし！｣
｢うふっ！｣
風丸｢あっ！｣
角馬｢おっと、風丸が抜かれたぞ！｣
｢リカ！｣
｢えいっ！｣
｢よっしゃあっ！｣
A｢ふっ！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
円堂｢サンキュー、A！｣
角馬｢大阪ギャルズ、見事な速攻だが、天才リベロ鬼道Aに止められた！｣
｢チッ…｣
｢アホか、リカ！何、止められとんねん！｣
｢分かっとるわ！｣
A｢よーし、行くよ！｣
私は、ドリブルで上がっていく。
A｢有人君！｣
鬼道｢吹雪！あっ…な…んだ…｣
角馬｢どうした？雷門！動きにいつものキレがないぞ！｣
ダメだ。
完全に相手のペースに乗せられてる。
角馬｢これは凄い！浪速の空に、蝶が舞っています！雷門、ボールが奪えない！｣
円堂｢皆、落ち着け！相手のペースに巻き込まれるな！｣
角馬｢出たァ！大阪ギャルズの必殺技、プリマドンナだ！｣
風丸｢何！？｣
｢プリマドンナ！｣
風丸｢不覚…｣
角馬｢抜いたぞ、御堂玲華！｣
円堂｢嘘…｣
A｢はあっ！｣
角馬｢ここは上手く鬼道姉がカット！｣
塔子｢なんだよ、今の必殺技…｣
土門｢もしかして、こいつら…｣
壁山｢結構やるっす…｣
私達は、目金君を見た。
目金｢ま、まぐれですよ、まぐれ。こんな地元チームが、あんな必殺技…まぐれに決まってるじゃないですか…｣
｢ふっ！｣
木暮｢よーし、今だ。旋風陣！｣
音無｢やった！｣
A｢木暮君、早く誰かに回して！｣
木暮｢え？うえっ！｣
角馬｢あっと、木暮！ボールを奪われたァ！｣
｢リカ！玲華！｣
｢｢バタフライドリーム！！｣｣
A｢しまっ…｣
円堂｢爆裂パンチ！え？｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢決まったァ！なんと、大阪ギャルズ先制です！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
