第83話-大阪ギャルズCCC- ページ34
ハーフタイムに入り、大阪ギャルズの子達はお好み焼きを食べていた。
土門｢嘘だろ？リードされて、前半終了なんて…｣
風丸｢いや、強いよ、彼女達。｣
栗松｢何であんなに強いでやんすか？信じられないでやんす。｣
私達は、円陣を組む。
円堂｢とにかく、相手のペースに惑わされるな。相手が誰だろうと関係ない。俺達は俺達のサッカーをするだけだ。｣
鬼道｢まだ点差は1点だ。取りに行くぞ！｣
円堂｢よし。それじゃ、行くぜ！｣
皆｢おーー！！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢さぁ、後半戦が始まった！得点は1点差！果たして雷門追いつけるのか？それともこれが、雷門ユニフォームを着た一之瀬の最後の見納めになるのか？
吹雪が猛然と上がっていく！｣
吹雪｢あっ！｣
A｢吹雪君！｣
吹雪｢同じ手が通じるかよ！
行くぜ！エターナルブリザード！｣
｢はなふぶき！きゃあああっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢決まったァ！後半開始早々、いきなり同点ゴールだ、雷門！｣
円堂｢ナイス、吹雪！｣
吹雪｢うん。｣
塔子｢ザ･タワー！｣
風丸｢疾風ダッシュ！｣
｢｢バタフライドリーム！！｣｣
円堂｢ゴッドハンド！｣
角馬｢これは、凄い攻防だ！一進一退、両者一歩も譲らない！｣
壁山｢ザ･ウォール！あれ？｣
角馬｢あっと、壁山抜かれたぞ！これは完全にフリーだ！｣
｢オチは最後までとっとくもんやで！
ローズスプラッシュ！｣
円堂｢マジン･ザ･ハンド！｣
角馬｢止めたァ！｣
｢何やて！？｣
円堂｢一之瀬！｣
角馬｢フィールドの魔術師、一之瀬一哉！見事なボールさばきで上がっていく！｣
一之瀬｢スパイラルショット！｣
｢うわっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢ゴォール！遂に雷門中、勝ち越しだァ！｣
円堂｢一之瀬！ナイスシュート！｣
一之瀬君は、いつものポーズで笑った。
吹雪｢エターナルブリザード！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
A｢はあっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢ここで試合終了！4対1で、雷門中逆転勝利！｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
