第50話 ページ1
次の日。
壁山｢おぉ〜！朝はいっぱいあるっすね！｣
古株｢おかわりも、一杯だけOKだ！｣
壁山｢本当っすか？｣
木野｢一日の元気の素は朝食にあり！朝とお昼はしっかり食べてね！｣
皆｢はーい！！｣
夏未｢但し、夜はおかわり無しよ。｣
皆｢えぇ〜…｣
音無｢それと、30回噛むのをお忘れなく！｣
私達は、特訓を重ねた。
そのお陰か、皆前より速くなっていた。
そして──
染岡｢吹雪！俺と勝負しようぜ。｣
吹雪｢勝負？｣
染岡｢あぁ。俺の特訓の成果を、お前相手に試そうと思ってな。｣
吹雪｢つまり、どっちが雷門のエースストライカーか、決めようってことかな？｣
染岡｢そう思ってくれていいぜ。｣
私達は、グラウンドに移動した。
円堂｢ルールは簡単だ。
センターから2人でボールを蹴り合って、先にゴールを決めた方の勝ちだ。
よーい…始め！｣
2人は同時に走り出した。
土門｢やっぱり、吹雪が速いな。｣
風丸｢いや…｣
染岡｢雷門のストライカーを舐めんな！｣
A｢染岡君も速い！｣
鬼道｢吹雪の動きについて行ってる！｣
壁山｢特訓の成果が出てるってことっすかね？｣
栗松｢じゃあ、俺達も速くなってるでやんすか？｣
塔子｢なってる、なってる！あたし保証する！｣
染岡｢おりゃ！どうだ！｣
染岡君が、吹雪君からボールを奪った。
吹雪｢やるじゃねぇか！正直舐めてたぜ。こうじゃなきゃ、面白くねぇ！｣
染岡君のシュートは、ゴールポストに弾かれた。
吹雪｢貰ったぁ！｣
染岡｢行かせねぇぞ！｣
吹雪｢…！｣
染岡君が、吹雪君からボールを奪った。
そして、シュートを決めた。
染岡｢見たか、吹雪！｣
円堂｢染岡！お前、今のシュート！足に物凄いパワーが集まってたぞ！あれも特訓の成果だよな？｣
染岡｢あぁ、手応えあったぜ。これで、豪炎寺の分までやれる。｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
