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第62話-イプシロン戦- ページ13
A｢私が…｣
デザーム｢ん？｣
A｢私が止めなきゃいけないんだ！はああっ！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
デザーム｢ふっ…｣
ﾄｯ…
デザームは、私の足元にボールを投げる。
A｢はああっ！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
私は、何度もシュートを打ち続けた。
ﾄｯ…
A｢ハァ…ハァ…｣
デザーム｢もうおしまいか？｣
A｢…！まだまだあああ！！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
私のシュートは、デザームの手の中に。
デザーム｢まもなく3分。我らは次の一撃をもって、このゲームを終了する。｣
円堂｢何？｣
土門｢また決めてるし…｣
デザーム｢聞け、人間共！我らは、10日の後に、もう一度勝負をしてやろう。｣
円堂｢10日？｣
デザーム｢だが、お前達は勝負のその日まで、果たして生き残っていられるかな？｣
鬼道｢何？どういう意味だ？｣
デザームは、シュート体勢に入った。
A｢…！円堂君っ！！｣
ﾊﾞｰｰﾝｯ!!
私が叫んだ瞬間、デザームのシュートが物凄い勢いで円堂君に迫っていく。
円堂｢木暮！伏せてろー！｣
木暮｢うえっ！｣
木暮君が転んだ瞬間、その場に竜巻が発生して、木暮君がデザームのシュートを止めていた。
木暮｢痛てて…あれ？｣
円堂｢消えた…？｣
振り返ると、イプシロンは消えていた。
ﾄﾞｻｯ!
鬼道｢義姉さん！義姉さん！！｣
円堂｢A、大丈夫か！？｣
皆が、私に駆け寄ってくる。
A｢…｣
私は、瞳子さんを見て、目を閉じた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
