第54話 ページ5
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢先取点を奪われた雷門！
意気消沈するどころか、勢いよく攻め上がる！｣
豪炎寺｢爆熱ストーム！｣
圭太｢おっと、これは！ゴールとは逆方向だ！｣
豪炎寺｢行け！円堂！｣
円堂｢メガトンヘッド！｣
ネロ｢プロキオンネット！｣
圭太｢止めたァ！完全に防がれた！
キーパーネロに、死角はないのか！？｣
鬼道｢グランに渡すな！｣
ウルビダ｢グランだけだと思うな！｣
木暮｢旋風…っ！｣
玲名は木暮を交わし、ヒロトにパスした。
グラン｢流星ブレード！｣
塔子｢ザ･タワー！｣
壁山｢ザ･ウォール！｣
塔･壁｢うわあっ！｣
立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！うわっ！｣
綱海｢とりゃあああっ！｣
圭太｢ゴールならず！
雷門ディフェンス陣、辛うじてゴールを防いだ！｣
円堂｢いいぞ！綱海！｣
綱海｢おう！ちょっとかっこ悪いけどな！｣
圭太｢雷門、必死のディフェンス！
このまま、ジェネシスのワンサイドゲームになってしまうのか！？｣
私達は、ジェネシスの攻撃に必死に食らいつく。
吹雪｢監督！僕を試合に出して下さい！
僕は、みんなの役に立ちたいんです！｣
瞳子｢選手交代！浦部リカに代わって、吹雪士郎！｣
円堂｢吹雪？｣
吹雪は、ピッチに入ってきた。
円堂｢いいんだな？｣
吹雪｢うん。｣
円堂｢頼んだぜ、吹雪。｣
吹雪は、ポジションにつく。
円堂｢よし、吹雪にボールを回すぞ！｣
一之瀬｢本当に大丈夫なのか？｣
円堂｢大丈夫さ、あいつなら。
吹雪は自分で決めて、グラウンドに戻ってきた。
俺達に出来ることは、あいつにボールを繋げることだ！｣
玲名のコーナーキック、ヒロトのヘディングシュートを円堂が守る。
圭太｢雷門、必死のディフェンス！
だが、跳ね返ったボールは、ウィーズのところへ飛んでいく！｣
豪炎寺｢ファイアトルネード！｣
圭太｢なんと、豪炎寺！ここでファイアトルネード？超ロングシュートだ！
だが、ジェネシスキーパーネロ、余裕の構えだ！またもや、防がれてしまうのか！？
なんと！吹雪が走り込んでいる！
これはシュートではない、吹雪へのパスだ！｣
吹雪｢吹き荒れろ！エターナルブリザード！｣
ネロ｢プロキオンネット！｣
圭太｢これも止められた！
吹雪にも、ジェネシスのゴールはこじ開けられないのか！？｣
ヒロトがボールをもって、上がっていく。
吹雪｢アイスグランド！うわあっ！｣
圭太｢シュートに続き、ディフェンスも破られてしまった！｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
