My whole life

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宴解散… 作者よりページ45

先程騒いで居た刀剣男士も含め、みんなが静かになる。

『今日は本当にお疲れ様でした。今日はこれで自由解散に致します。自由に呑むのは自由ですが、明日からまた普通の日常に入りますので、皆さん、程々にね…(笑)私は先に部屋に戻りますのでこれで失礼させていただきます。明日からもよろしくお願いいたします…それじゃ解散！そしておやすみなさい』

微笑みながらそう言うと皆一斉にお休みと言う声が帰ってくる。
私はにこやかに笑うと、一足先に部屋を後にする。
暫く廊下を歩いていると後ろから気配があり、一定の距離を保っていた。これは間違えなく…

『別に付き添いまでしなくて良いんだよ…大倶利伽羅』

振り替えると、先程まで伊達組で呑んでいた彼が私の後ろに居た。

「俺が何処に行こうと勝手だ…それにあんた、本当にあんたは休むつもりなのか？」
『政府からの連絡は明日届くらしいから…私は部屋に戻るつもりだけど…？』
「…そうか…なら、どうして部屋とは違う方向に行こうとしている？…そっちの方向は、特設道場のはずだが？」
『あぁ…忘れ物をしてしまってそれを取りに…』
「最後に使った後も忘れ物は無いかと確認していた」
『…大倶利伽羅って結構、人を見てるよね』

言い逃れが出来ないなと呟き、大倶利伽羅を見る。

「あんたが分かりやすいだけだ、それに俺がどう一人で行動しようが勝手だろう」

その言葉にそれもそっかと思ってしまう。仕方がない…

『大丈夫だよ、特訓はしないから…付いて来ても良いよ…ただし』
みんなには内緒…ねっ？
その言葉を聞いた大倶利伽羅はただ黙って付いてきていた。

…
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作者より