今日:8 hit、昨日:33 hit、合計:8,325 hit
小｜中｜大
審神者出陣当日 ページ37
審神者出陣になった当日、政府から通達された内容なのだが…
「そんなこと聞いてないよ主！？」
『私も、先程知ったんです…まさか、厚保樫山だったなんて…』
厚保樫山は難易度も高く、塾年度が高い刀剣男士達も運が悪ければ中傷レベルではすまされない場所。
そこにまともに戦ったことのない審神者を置くなんて、政府の考えがわからない…
しかし、一つの任務を見て納得する。
〔厚保樫山にて、三日月宗近を捜索。保護せよ〕
とのこと…
三日月宗近。天下五剣の中でも最も美しいとされている刀。殆どの審神者が難民とかす一番のレアを誇る刀剣男士。
私は全て出逢うものに縁があると考えているため、そこまで欲しいとは思っていなかった。
それでも強制任務なだけに、やはり止めると言うことも出来ない。
『編成、変えた方が良いかな？』
「…そのままで伝えろ…あとの説明でわかるだろう…」
『わかった…編成を発表します…第一部隊。隊長を光忠さん。それに平野くん、清光さん、安定さん、同田貫さん、堀川くん…以上６人と私が今から厚保樫山に向かいます』
私の発言にみんなは目を見開いていた。それはそうだ…
「なんで大倶利伽羅を出さないの！？
」
そう、この中で一番熟練度の高い大倶利伽羅(彼)の名前が入っていないからだった。
『これは、彼と話し合って決めたことです…それに…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セローナ | 作成日時：2017年3月8日 0時
