My whole life

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出会いページ3

あれっ？ここは？
さっきまで自分の家のパソコンの前に居たよね？
なんで外に出てるの？
って言うかここはどこ？

よくみると、刀を持った人達が一心に戦っている最中のようだ
「…えっ、何してるのあの人たち…」
映画の撮影中なのだろうか、それにしては空気に緊張が走っており、完全に殺しあってる…

そんな場違いの人間がここにいることを、先程倒し終えた奴がこちらに気づいたらしい。刀を振り上げて向かっているのに気づいた。

えっ！？ちょっ
なんでこっちに来るの！？
慌てて方向転換した私だけれど…体が追い付いてくれなかったご様子。
体制を崩して転けてしまった。後ろを振り向かなくてもわかる。先程のヤバい奴が近づいてくるのだ

…どうしよう…私死ぬのかな？
ふと横に視線をずらせば一本の刀が落ちていた。

…どうせ死ぬのなら…
刀を持ち、数歩引いて立ち上がる。今にも切りかかってくるやつに向かいあい、鞘を引いた。本物なのだろう。やっぱり重かった。
ガタガタと足が震えてくる。

…お願い、力を貸して…

頭の中でそう願う。
するとその瞬間、桜の一房が二人の間に流れた後、眩い光が起きる。目を瞬間に閉じ、数秒後に目を開けると、背の高い男性が私の目の前に現れていた。
褐色の肌に目付きの少し悪い彼は私を見るなり…

「……大倶利伽羅だ。特に語ることはない。馴れ合う気がないからな」

「あっ…どうも…」

なんか急なことが沢山ありすぎてついていけていない私。とりあえず、ペコリと頭下げた。
大倶利伽羅はそんな私に目もくれず、一瞬にして目の前の敵？を倒してくれていた。
っと言うか、いつの間に私が持っていた刀が彼の手に渡っているのは何故？
そして彼はどこから来たの？

状況がついていけない私に「おぃ、終わったぞ」
と言ってくる彼に現実に戻されてしまった。
「あっ、ありがとうございます、助けて頂いて…」
とりあえずお礼を言えば
「別にあんたのためじゃない」
とふいっとそっぽ向かれてしまった。
そして暫の沈黙が余りにも続いたため、私は彼に聞くことにした。
「あ、あの…ここは一体どこなんでしょうか？私は何故ここに？」
その様子に彼はさして興味の無さそうな声で口にした。
「関ヶ原だ。あんたのことは知らないな。ただ、俺を呼び出したのがあんたなら主ではないのか？」
「主…？」
この人、なにいってるの？
またよくわからないことを言っている彼に軽く動揺する私。
すると、どこからか声が聞こえてきた。