４０２話 自覚 ページ2
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あ) あなたが居たから。
自分の意志を大切にする感情は、全部あなたが教えてくれた。
私がうじうじしてても、ずっと語り掛けてくれたあなたの言葉で
私は自分に少しずつだけど素直になってるんだ
白) A…
あ) オレンジローブからの提案を受けれなかったのは
みんなの命がどうこう…っていうのもあるけど
それが一番。とかじゃないんだ
私が。あいつの隣なんかじゃなくて、あなたの隣に居たかったから。
生涯を共にするのは、白竜の隣が良いから
…ふふ、そうやって悩んでる時にちょうど白竜が助けに来てくれたものだから
それはもう嬉しくて……
白) ……ふ、なんだ、それは。
感謝するんだな。俺が献身的で良かったと思う事だ
あ) うん。本当に、君は健気でかわいいね
白) 可愛いは余計だ。全く
…すぐ駆けつけてやる。今までもそうだっただろう。
あ) そうだねえ、ずっと…
……………白竜。私
白) どうした
あ) …………私
あなた無しでは、生きていけないかもしれない。
それほど私は。白竜の事が好き
あなたを想うと、嬉しくて、でも苦しくて…
恋ってなんて辛いんだろう
こんなに重い人間じゃなかったはずなんだけどなあ…。私…
寒空の下、探してくれた事も。
声を聞いて駆けつけてくれた事も。
今までの行動の全て。
どれもが愛に溢れていた
振り返ってみてもいい思い出ばかりで埋め尽くされる
自分の名誉より。自分の友人たちより。自分の宝物の数々よりも。
大切で、手放したくないと思ったのは、彼ただ一人だった
目の前の恋人が、いとおしくて、愛おしくて
ぎゅ…と抱きしめると、彼も背中に手をまわして受け入れてくれた
白) …俺も、Aが好きだ。
お前と同じで、お前を想うと苦しい。
さっきだって、オレンジローブが逃げてさえ居なければ
お前の手を握った両手を切り落とそうと思った
あ) …ッはは…！
何それ。過激すぎる…
白) 本当だ。お前の思う何十倍も俺は重い男だ
あ) ……ふふっ…
そうだね。じゃなきゃ、わざわざ手袋持ってきたり
探して走り回ったりしないよね
白) 俺だって、人の為に走り回るなんて思っても居なかった
それほど手放せなくなっているんだ。Aを
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kibu(プロフ) - 痛すぎて笑える子さん» 見て頂きありがとうございます！表紙もお褒め頂き嬉しいです。主目線で白竜はとことん美しい人だといいな〜と思って居ます。引き続きどうぞよろしくお願い致します！ (2023年1月23日 0時) (
レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
痛すぎて笑える子(プロフ) - 更新と続編ありがとうございます!!最後までお供します!!新しい表紙も素敵です。白竜はこんなにも美しい人だった (2023年1月22日 23時) (レス) id: 12f7a4a974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kibu | 作成日時：2023年1月22日 21時
