２１４話 就寝前の通話 ページ14
.
バ) 『……サソリの猛毒は苦しいらしいからな。
1発でも刺されれば酷く大きく腫れ上がる。もちろんサソリの品種にもよるがな。
決して楽には死ねないだろう
…刺された身体を調べる時は必ず手袋をするんだぞ。
無いとは思うが、万が一に備えてな。』
エ) おう、もちろん。
カ) 『バダップ寝るよ〜〜〜
まだ話してたの？もう深夜だよ君達
オレもう限界だよ………』
エ) あぁ、悪い。もう寝よう。
とりあえずバダップ、明日また連絡する。
バ) 『分かった。
明日は……というか、暫く俺はここから出れない
いつでも連絡を入れてくれ。すぐ対応しよう』
エ) サンキュ、助かるわ
それじゃあお休み、遅くにありがとな
カノンも早く寝ろよ〜
カ) 『いやこっちのセリフだよ！！
全くも〜…おやすみ！』
―― 午前7時00分 / 体育館 ――
あ) ・・・・・・・ん。
体育館の窓から朝日が射していた
冬の朝で太陽が見えているという事は、早朝という程の時間でもないだろう
あ) ・・・・7時か・・・
スマホの時間を見てみると朝の7時だった
今日は外を見てこないといけない。
急いで仕度をしないと……
あ) ・・・・・・・・・・・・・・・ッッッっ・・・！！！！！！
身体を起こそうと右腕に重心をかけた瞬間、突然激痛が走った
あ) ……‥寝てすっかり忘れてた……っ
…っ痛……
白) おはよう、A
無理はするな、起こすのは手伝う
あ) あ……おはよう白竜
ありがとう…
昨日は麻酔が効いてたからあれだったけど…
やっっぱ痛いねえ…
白) 動ける時点でわりと異常だがな‥‥
今日は大人しくしていてもいいぞ
あ) いや、さすがにそうはいかない…
白竜、私の事待っててくれたの？
白) 一人にしておくわけにはいかないからな。
…お前が外に出るなら、俺もついていく
仕度が終わったら声をかけてくれ。ゆっくりでいい。
出来ない事は補助する
あ) ふふふ、ありがとう。
……いつもより優しくしてもらえるし、たまには怪我するのもアリかも‥‥
白) なッ、ナシに決まってるだろう…！
早く準備しろ！
あ) えー！ゆっくりでいいって言ったくせに〜〜〜
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kibu(プロフ) - ありがとうさん» 読んで頂きありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ございません…！最後まで書ききりますので、是非お付き合い頂けたらと思います！ (2021年9月28日 9時) (
レス) id: 08a56bf5fc (このIDを非表示/違反報告)
ありがとう - ずっとお待ちしておりました、、、 帰ってきてくれて嬉しいです！イナズマ黄金期の作品をもう一度楽しめるなんて… (2021年9月28日 4時) (レス) @page12 id: 9a53dfaad2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶの | 作成日時：2021年9月23日 23時
