２１３話 落ち着き ページ13
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―― 午前2時00分 / 体育館 ――
あの後、全員分の暖房器具を用意した
一之瀬、白竜、シュウ、Aは疲れ切っていたせいですぐに眠りについていた
エ) もう午前2時か‥‥
…こっちの時代のスマホの電波はまだ妨害されてるみてぇだ
朝までまともに連絡させない気か…
少し休んだら様子を見に行かないといけない
最後に全員と会ったのは風呂に入る前だったから
相当長い事見ていない
エ) ………、そういえば、バダップに連絡するとは言ったけど、
こんな時間じゃあ寝てるだろうしな‥‥…
そう思っていた矢先
自前の端末の方にまた非通知電話がかかってきた
エ) あ…
………もしもし、バダップか？
バ) 『あぁ、すまんエスカバ、かけて大丈夫か』
モニター越しにバダップが映った
後ろでカノンがあくびをしながら寝仕度をしているのが見える
おそらくそろそろ寝てしまうから
念のため俺に連絡をいれてくれたんだろう
エ) つーかアンタ起きてたのか…
いや、ちょうど落ち着いた所でさ。連絡しようか悩んでたんだ
すげーいいタイミングだな
バ) 『そうか、それならよかった
……結局どうだった、あの答えは』
エ) あぁ、バダップが言ってた内容で合ってたみてえだ
Aも自慢話をしていたんだが…、どうやら白竜達に答えを教えてもらったらしい
肩に銃一発入れてるから怪我重いけど、なんとか無事そうだ
バ) 『そうだったのか。だが、よかった…
他のみんなの様子は？』
エ) いや、全然わからねえ。
見つけたヤツには手あたり次第答え言って回ってたんだが…
今は外も暗くてまともに様子も見に行けねえんだ
明日の朝、どうなったか見て回る
ある程度まとめたらお前にも共有する。
バ) 『あぁ、助かる。
…だいぶ疲れた顔をしているな。もう寝た方が良い』
エ) そうか？いや俺はまだマシな方だけどな。
……お前の言った通り、0時に起こった惨事は「サソリによる毒殺」だった
俺は0時を回った瞬間、傍に誰もいなかったからその現場を見ていないけど
目の前でそれを見ちまってるメンバーも多いと思う。
肉体的というより、精神面で問題だな。
俺も事が終わった後の死体だけは見たが……
……人間がやるとは思えねえぐらい惨い
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kibu(プロフ) - ありがとうさん» 読んで頂きありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ございません…！最後まで書ききりますので、是非お付き合い頂けたらと思います！ (2021年9月28日 9時) (
レス) id: 08a56bf5fc (このIDを非表示/違反報告)
ありがとう - ずっとお待ちしておりました、、、 帰ってきてくれて嬉しいです！イナズマ黄金期の作品をもう一度楽しめるなんて… (2021年9月28日 4時) (レス) @page12 id: 9a53dfaad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2021年9月23日 23時
