５５０話 フェイの情報2 ページ50
デッドエンドゲームに介入はできないものの、その世界を覗き見た所
フェイは、xx20のデッドエンドゲームで殺された可能性が高いようだった。
デッドエンドゲームを創造したのは、王牙研究機関という組織らしい。
その王牙を発展させたのはバダップ・スリード、エスカ・バメルという2人の男だ
(彼らの情報はここでは割愛する)
彼らに関する環境・彼らそのものをどうにかできれば
フェイの生きる道が見つかるかもしれない
「●年/●月△日時点」
フェイに一連の調査結果を伝えると、
それでも尚、彼は過去に飛ぶと言った
当時は13歳、未来視ではいつ死ぬかも名言されていない。
行かせたくはなかった
しかし彼には、彼の目標があるようだった
「●年/●月□日時点」
彼はその後、この時代に帰ってくる事はなかった
彼が座標を定めて飛んだ過去は、天馬が13歳の時。自分たちと戦った後の世界だ
憶測でしかないが、おそらくxx20と呼ばれるデッドエンドゲームは
天馬が13歳の頃に創られたものだろう
なら、フェイもその世界に飛ばされた可能性が高い。
「●年/●月●●日時点」
デッドエンドゲームの内情をどうしても確認する必要があった
フェイが仮に「デッドエンドゲームに飛ばされた」と仮定するのならば、
その世界に介入できる条件は
「佩凛中サッカー部としてサッカーをした味方のみ」に限定されているのでは。と推測した
これならば、自分がデッドエンドゲームに介入できない理由もわかる。
その為、デッドエンドゲームに介入できる人間を探した。
基山ヒロトという男が、自身が唯一波長を乗っ取る事ができた男だ。
彼の依代に自身を写し、デッドエンドゲームの内情を調査した
フェイはやはり、xx20で亡くなっているようだった
それを促したのは、バダップ・スリードだった
「▲年/●月▲▲日時点」
最後に記録してから５年の月日が経ったようだ
デッドエンドゲームの内情を把握し、必要な時には介入して場を撹乱させた
結果
バダップ・スリードが直接フェイを殺したわけではなかったが
同時に調査していた件で、ある事が判明した
自身が起こしてしまった重大改変に伴う「代償」より以前に
何者かの手で、歴史が大きく変わっているかもしれない。
デッドエンドゲームの調査の為に、
あらゆるパラレルワールドに干渉していたが、
「佩凛中学校」なんていう学校は
この世界線以外に、どこにも存在していないのだ
.
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しろう - SARUが先生だった！？急展開で面白いです…。続きどうなるんだろ！ (9月8日 23時) (
レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
kibu(プロフ) - しろうさん» しろうさんありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します。 (8月26日 21時) (レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
しろう - ごめんなさい！打ち間違えました。応援してます！ (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
しろう - 面白いです。最初からずっと応援してマッスル (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
ぶの(プロフ) - ちぅるさん» ありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです。引き続きあたたかい目で見て頂けますと幸いです！！ (7月11日 18時) (レス) id: 2437c8d70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2023年6月9日 17時
