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◇◇◇◇◇◆◇
3人分のコーヒーを入れて一息ついてから、引越しの作業を始めた。
「A、これは？」
『んと、この辺の家具とか家電は処分しちゃう』
「もったいねぇな」
『あの人が一人暮らしの家から持ってきたものとかもあるから』
「……処分にも金かかるだろ」
『しょうがないよ』
「お前それ1人で払うわけ？アイツにも払わせろ」
『払わせろって…』
呆れた顔で吐き捨てるように呟くユンギオッパ。
「というかそもそも、婚約破棄は慰謝料とれるだろ。
しかも浮気で相手が妊娠してるなら尚更。
取れるもんは取っとくもんだ」
いつの間にか隣に来てたジミンさんが、うんうんと頷いている。
『……でも、慰謝料なんて…どうしたら……』
そう呟くと、ニヤリとユンギオッパが笑った。
「頼りになるヒョンがいるだろ？」
したり顔のユンギオッパ。
思案顔の私。
ハテナ顔のジミンさん。
……あ！
『ソクジニオッパ？』
そ、と頷くユンギオッパ。
ソクジニオッパはユンギオッパの大学の先輩で、よくうちに遊びに来てた。
とんでもなくイケメンさんなんだけど、ちょっと親父ギャグが激しい。
そしてソクジニオッパが笑うとどんどん窓が綺麗になってく気がするの。ふしぎ。
綺麗になる気がするだけなんだけど。
話が逸れたけど、ソクジニオッパは実は今弁護士さんなのだ。
確かにこういうのは頼れるかもしれない。
ジミンくんはしばらくハテナ顔をしてたけど、急にハッとした顔をした。
「そくじん？そくじんってキム・ソクジン？
あのジニヒョン？」
「そうそう。お前もよく知ってるだろ？」
「なるほど！ジンヒョン、弁護士だもんね！
よし！すぐ呼ぼう！」
『え？いま？』
すぐにスマホを出して電話をかけ始めるジミンさん。
そして数秒も経たないうちに電話口から、
スピーカーにしてないのに大音量の"ヤー！ジミナー！"が聞こえてきた。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます！今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (
レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています！溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです！続編などは出ますでしょうか？ (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり | 作成日時：2022年10月29日 7時
