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◇◇◇◇◇◆◇
「ん、これで全部か?」
『うん、ありがとうユンギオッパ。
ソクジニオッパも。何回か往復しなきゃと思ってたけど、おかげで早く終わったよ』
「かわいいAのダメだからね。
これからもソクジニオッパにいつでも頼るんだぞ!」
『ふふ、うん、ありがとう』
ダンボールに詰めた荷物を3台に分けたら、1度で全て運べたので、
思ったより早く作業が終わってしまった。
時刻はお昼前。
ソクジニオッパはこれから仕事だと言うし、
ユンギオッパもソナオンニの実家へ行くと言うので、駐車場まで見送りに来た。
「じゃ、A。何かあったら連絡して」
『うん、彼との話し合いの日程決まったら
ユンギオッパとソクジニオッパに連絡するね』
「うん、待ってるね」
手を振って車に乗りこみ、帰って行ったオッパたち。
残ったのは私とジミンさん。
『ジミンさんも今日は帰ってください。
手伝ってくれてありがとうございます。』
「えー、なんで敬語〜だめ〜」
口を尖らせてブーブー言いながら、
私と向かい合って両手を繋いだ状態で、体を左右に揺らしてる。
『Aちゃんは午後から何するの?」
『ベッドとかソファとか、持って来れなかった家具を見に行こうかなと思って、』
「僕も行く!」
…言うと思った。
『…たのしくないとおもうけど』
「え?たのしいよ?」
ほんとに不思議そうな顔をするから、こっちが間違ってるのかな、なんて思ってしまう。
「カフェでご飯食べてからいこう!」
そういって私の手を引くと、私を車に乗せるジミンさん。
またシートベルトをつけてくれた。
鼻歌を歌いながら少しだけドライブして、オシャレなカフェにたどり着いた。
『わ、オシャレなカフェ…』
「行こ行こ!デザートも美味しいよ!」
扉を開けて待ってくれてるジミンさんにぺこりと頭を下げて中へ入る。
窓際の席から見える小さな庭園がすごく綺麗で、そこを選んで座る。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます!今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています!溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです!続編などは出ますでしょうか? (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いなり | 作成日時:2022年10月29日 7時