No.8ヒーロー物語 ページ9
.
審神者「確かにここが危ないのは事実。しかし、私は人間。またして審神者だ。いつ朽ち果てるかは定かではないが、そろそろ後継者も決めなくてはならない。
後継者で他人が来るのも嬉しいが、娘息子のように育てたお前達にやって欲しい。別に嫌ならいい。ヒーローをやりながらでもやっている審神者は沢山いる。
だが、そこで問題なのはすぐ亡くなってしまう。霊力が異常なくらい多い後輩を見てきた。彼らは僅か20歳にもならずに去っていく。
20歳で後継者を選んでない多くの本丸の残された刀剣男子は刀解される。私は、君達を自由にしたいが家族である“刀剣男子”達を刀解させたくないのだ。」
双子「…」
乱「主さん…。」
初めて聞く大将の想い。それを聞きしてやらない人はいない。もし、雄英高校に合格した場合はどうなるのだろうか…。
厚と目を合わせる。厚もどうやら同じことを考えているようだった。
カチャッ…。
歌仙「そんなの、双子でやればいいじゃないか。」
乱「歌仙さん!?」
審神者「兼定…。」
「何を言って…。」
ドアが開いたと思えば、ここの初期刀である歌仙が入ってきた。手には和菓子とお茶、どうやらオレ達を気遣ったのだろうか今ここにいる人数分持ってきた。
“雅”がステータスである歌仙は振る舞いも容姿も何もかもが美しい。動揺するオレと厚に対して微笑みを崩さす茶を入れる。
歌仙「双子でやればいいさ。事例は確かに無いと思うが、君達がつくって行けば良いじゃないか。二人がいればヒーロー活動しながらも審神者の仕事は半分になる。
もし、どちらが倒れても片方がここを維持出来ればまた作ることが出来る。君達は人間であり神なのだから蘇ることも容易い。
もしどちらも負傷したら、粟田口兄弟の神域に行けば元は兄弟なのだから霊力を分け与え、傷さえも人間ならば出来る。
今、一番遡行軍を倒せるかもしれない兵器は君達と言っていい。だから、お願いだ主の想いを引き継いでくれないか?
君達が次の主ならば僕だけじゃない。みんなが引き受けるだろう。」
そういって、歌仙はオレ達にあったかいお茶を渡した。
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
虹16です。ついに星が蜂須賀色になりました!!
ありがとうございます。
私は説明を小説に入れる癖があるので同じ人で長文を書くことが多いです。ご了承ください。
引き続き、よろしくお願いしますm(*_ _)m
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虹16(プロフ) - 神居さん» 了解です(。ゝω・。)ゞ (2018年8月21日 21時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
神居(プロフ) - 虹16さん» あの、ぜひ石切ぱっぱと伽羅ちゃんたちとも絡ませて下さい……! (2018年8月20日 10時) (レス) id: 483d5ecd7e (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 桃兎さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月8日 20時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
桃兎(プロフ) - 薬研がかぁいすぎてしんどいです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年8月8日 17時) (レス) id: 050cf08f0a (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます!分かりました!私も轟くんと鶴丸と三日月が好きなので絡ませますね!そして心配まで...ありがとうございます(´˘`*) (2018年7月26日 22時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虹16 | 作成日時:2018年7月16日 15時