２８０STORY ページ30
〜南沢サイド〜
浜野と皆帆が行方不明になった。
やはり一番慌てていたのは神童、そして霧野とA。
意外にも冷静だったのは倉間で、「車田さんを探しに行ったのかもな」と呟いていた。
霧野「あいつら、なに考えてんだ……」
貴方「大丈夫だよ、蘭丸。あの二人は強いから！」
霧野「そうだけど……」
他のメンバーの会話を聞きながら、俺は浜野たちと連絡が取れるかどうか確かめるべく無線機を取り出した。
そのとき。
南沢「………？」
部屋に一枚の白い羽根がスウッと入ってきたのかと思うと、俺の眼前で不自然なくらいに急停止した。
なんだこれ……
気になったので触れてみると、羽根はまた動きだし、今度は部屋を出て行ってしまった。
なんだか、急に興味が湧いた。
南沢「俺、ちょっとトイレに行ってくる」
倉間「はあ？ こんなときにトイレ？ 呑気ですねえ、南沢さんは」
南沢「黙れ倉間」
無線機を懐にしまい、羽根の後を追う。
追いかけているうちに、アジトの外に出てしまった。
すると羽根は、唐突に消えてしまった。俺は驚いて立ち止まる。
……？
まるで、意図的に俺をここまで連れてきたみたいじゃないか。
南沢「＿＿_____！！！
誰だ！？」
視線を感じたので大声で怒鳴る。それから拳銃を構えた。
最初から怪しいと踏んでいたのだ。だからビビったりはしない。
南沢「おい、出てこいよ……」
挑発気味に低い声を出した。
なんとしてでも犯人を突き止めてやる。もしかしたら、車田の件と関係があるかもしれないだろ？
すると……
？？「そこまで君がお望みなら、出てきてあげよう」
聞き覚えのない声が聞こえて、次の瞬間には何者かが姿を現していた。
南沢「え……
車田！？」
そう、誘拐されていたはずの車田がそこにいたのだ。
車田「すまなかった、南沢。
フェーダに捕まって……でも、自力で逃げてきたんだ」
南沢「そ、そうか。まあ、無事で何より……」
車田「あのさ、南沢……お前……」
南沢「？」
バチッ！！！
直後、首筋に鋭い痛みが走った。
そして身体が動かなくなる。
南沢「なっ……！！」
地面に倒れ伏したまま、俺は車田を睨みつけようとなんとか顔を上げた。
ところが、そこにいたのは車田などではなかった。
ギリス「案外、騙されやすいんだね((ﾆｺｯ」
・
気付いたときには、もう遅い。
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ココナッツ(｀・ω・´)(プロフ) - 星風レンキさん» だよね〜(^^) イナゴも終わっちゃったので、最近はポケモンのbwに熱中してる← サンヨウの三つ子が妙に好き← (2014年5月17日 14時) (
レス) id: 14cfb93a2d (このIDを非表示/違反報告)
星風レンキ - でも、やっぱパソコンの方が書きやすい← (2014年4月7日 16時) (レス) id: 7e7fd30170 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(｀・ω・´)(プロフ) - 星風レンキさん» 解決した？ 大丈夫そう？ (2014年4月7日 14時) (レス) id: 9620030b27 (このIDを非表示/違反報告)
星風レンキ - ココナッツ(｀・ω・´)さん» 打つ以外はうちはダメっぽい←あ、でもiPhoneでの更新方法解決した！ (2014年4月1日 22時) (レス) id: 7e7fd30170 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(｀・ω・´)(プロフ) - 星風レンキさん» 私も私も！ 友達にも打つの早いって言われるし、他の操作も慣れた(なぜか)← (2014年4月1日 16時) (レス) id: 9620030b27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココナッツ | 作者ホームページ：http://mekakusi
作成日時：2014年1月14日 17時
