人生 ページ30
滉の手を握る。
「もう、20時過ぎたし。お父さん、お母さん、心配するでしょ。あと、5分ね(笑)時間決めないと、離れられないからさ(笑)」
『うん。』
私の納得してなさそうな顔に滉は
「もう少しで夏休みだし、今よりいっぱい会えるよ。会いにいくから(笑)」と笑った。
5分なんてあっという間だ。
帰り道も手を繋いで歩く。
私の家の前で、手を離すと
「じゃあ、またね悠。」と笑って手を振ってくれた。
夏休みに入り、滉とは会える回数も増えて、お互いの家族にも紹介しあった。
すごい緊張したけど、滉のお父さんもお母さんも優しくて明るくて、スタイルよくて(笑)滉みたいだった(笑)
滉の優しさと明るさはこのご両親に育てられたからなんだなとすごい納得した。
滉のお母さんもバレーボールをしていたみたいで、バレー話で盛り上がった。
滉がいなくても、試合見に行くねと笑って言ってくれた。
私の両親にも滉を紹介した。
滉は緊張するーとか言ってたけど、すぐに仲良くなっていた。
両親と笑いながら話す滉に本当に人見知りしない誰とでも仲良くなる力すごいなと心の中で笑った。
お互いの家に遊びに行く機会も増えた。
はじめて、私の部屋に入った滉は、「シンプルでオシャレな感じ悠の部屋っぽいね(笑)」と笑った。
壁には、今までの思い出の写真をいっぱい飾っていて、滉は懐かしそうに楽しそうに見ていた。
「俺いっぱいいるね(笑)」
『私の人生ってまだまだだけど、滉がいない時期ってあんまり思い出せないんだよね。思い返すと、いつも滉がいるんだ。』
「それは、かなり嬉しい。俺もだよ。まー、関西にいた時期は別だけど。こっち来てからの思い出にはいつも悠がいる。」
『これからの私の人生にも、滉はいてくれるのかな？』
「前も言ったじゃん。俺が悠から離れることはないってさ！いるよ、悠の人生に。悠もいてよ、俺の人生に。これから先もずっと。」と言ってニコニコ笑っていた。
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ありさ(プロフ) - すみれさんはじめまして。作品読ませて頂きました！すごくほっこりできて一気に世界観に引きこまれました☺︎よろしければ続きのパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 19時) (
レス) @page50 id: 95980270be (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - とても素敵な作品をありがとうございます！続きを読みたいのでメッセージ送らせていただきました。 (2月21日 21時) (レス) @page50 id: d4b646e599 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - まる 。さん» メッセージを送らせて頂きました。ご確認お願いします。 (2月20日 21時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
まる 。(プロフ) - はじめまして！コメント失礼いたします。とても楽しく読ませていただき、ぜひとも続きを読みたいため、よろしければパスワードお伺いしたいです。 (2月20日 16時) (レス) id: 12f8865480 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - Unaさん» メッセージを送らせていただきました。ご確認お願いします。 (2月18日 16時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年2月10日 10時
