erste Liebe

感謝 ページ21

昼休み終了5分前に男子達がゾロゾロ戻ってきた。

「やばい！まじ暑い！久しぶりにみんなでサッカーして楽しかったー。」
と言って滉は私の隣の自分の席に座った。

『楽しい昼休み過ごせてよかったね。滉、シュート決めてかっこよかったよ。』
サッカーしている滉はいつもに増して輝いている。

「悠、見てくれたの俺のゴール！今の実際のポジションはゴール入れられないようにどっちかというと守る方だけど、点入れるのやっぱり好きなんだー。」

『滉、本当にサッカー好きなんだね。サッカーの話してる滉楽しそう。夢叶うといいね。応援してるから。』
いつか言ってたプロサッカー選手になるって夢叶うといいね。

「悠もバレーボール好きでしょ。バレーしてる悠、カッコイイもんな。応援してるから俺も。」

2人で目を合わせて笑ったら、近くにいた莉子に
「2人の世界に入りすぎー(笑)」とからかわれた。


放課後、「悠、俺行くわー。また、明日な！」と滉に声をかけられる。
『うん！明日は、私が朝迎えにいくねー。』

「ありがとう！じゃあ、練習行ってくるわー。」
笑顔で手を振って、滉は教室をでて行った。


私も練習に行こうと体育館に向かって歩いていると、駿に話しかけられた。

「悠、練習行くの？」

『うん。駿も？』

「俺も行く。高校入ってもバスケしようと思ってるしさ、感覚鈍らないようにね(笑)。悠、気持ち伝えられたの？」

『うん。伝えたよ。駿、背中押してくれてありがとね。』

「頑張ったじゃん(笑)結果って聞いてよかったりする？嫌なら言わなくていいけど。」

『うん。あのー、、、。』

「顔赤いけど(笑)気持ち通じたってこと？」

駿の問いかけに静かに頷いた。

「よかったな悠。おめでとう！相手って、滉⁈これで、滉じゃなかったら俺焦るんだけど。」

『うん。滉。』

「そっか、大切にしてもらえよ。何かあれば、話くらいは聞くからさ(笑)」

『駿、ありがとー(笑)』

莉子や駿、みんなが助けてくれたから滉に気持ちを伝えられた。心の中で再び、感謝した！

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