参拾ノ型 ページ32
伊黒さんは 私の手を振り払おうと力を入れる
けれど、
ーーーぐぐッーーー
私も力をいれた
貴「……やめて、邪魔をするわけじゃないわ……でも、弟に手を出すのは 許さない」
睨みつける伊黒さんを 私も睨み返した
伊黒さんは渋々手を引いてくれたのだった
炭「…カハッ……禰豆子ッ！」
炭治郎の声で私は目の前の二人に視線を戻した
禰豆子は傷だらけだ……きっと空腹だろう
なのに必死に耐えている
貴「…禰豆子、」
私は禰豆子の名前を呼んだ
禰豆子は声の主を探した
そして私を見つけると、目を見開き
しばらく固まっていた
私はあの頃の様に笑いかける
貴「…禰豆子、大丈夫よ」
すると禰豆子は 目を瞑り、不死川に喰いつくことなく そっぽを向いた
耐え切ったのだった
この事を お館様の娘さん達がお館様に告げ
禰豆子の事は 認められた……全体としては
そして、鬼とは言えど 下弦の鬼と戦った炭治郎と禰豆子は傷だらけ
そんな事で しのぶさんが引き取ってくれた
炭治郎と禰豆子が引き取られ
やっと柱合会議が開かれた
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館「………では、これで終わりとするよ」
柱合会議がようやく終わった
お館様の病気は進行している
次は顔合わせが出来るか分からない
私はその事を心に留めながら 屋敷を出ようとした………けれど
煉「……待て、A……まだ 話は終わっていない……少し、柱だけで話がしたい」
杏寿郎さんにより、止められた
後ろを見ると 柱全員がそこに残っていた
貴「……何を、話すのですか？」
字「何故、鬼を庇った？ 地味だな」
地味とそれがどう関係しているんだろう？
そう思ったが口には出さないでおいた
貴「…ふふ、結構 派手めに庇ったつもりですけど？」
私は笑った
あれほど言ったのに 実はあまり理解していなかったから……
伊「何が可笑しい………お前は 鬼が憎いのだろう？何故、庇う？ 」
煉「…妹だからか？………確かに妹が鬼になってしまった事には 残念だと思うが……それでも上に立つ俺達が 先陣をきって鬼を滅せなければならない」
口々にみんなが私を責める
だから 私は�狠讚瓩砲覆鵑討覆蠅燭�なかった
貴「……まぁ、皆さんがどういう思いで柱になり 鬼を殺しているかは分かりませんが………それを 私に持ちかけて来ないでくれないかしら？」
私は不機嫌そうに微笑んだ
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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ！ (2019年10月4日 2時) (
レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます！更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします！ (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです！！！応援してます！！！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作成日時：2019年4月24日 0時
