検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:1,015,134 hit

弐拾陸ノ型 ページ28

義勇が任務から帰ってきたのは その明け方

私はちょうど違う任務に行っていたために
急に入ってしまった柱合会議に遅れてしまう予定だった


そこで、何を議題にされていたかなんて
全く知らないまま



貴「……遅れてしまった…」



私は 鬼殺隊本家に足を踏み入れたのだった




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
炭治郎side


目を覚ますと、そこには柱と呼ばれる人達が 俺の周りに集まっていた


柱…⁉ 柱って何だ?何のことだ?


俺は顎の痛みと 体の痛みを堪えながら
目の前の光景を必死で理解しようとする


するとさっき見た 蝶の髪飾りをつけた女の人が 少し微笑んで 俺に告げた


貴「…ここは鬼殺隊の本部です。貴方は今から裁判を受けるのですよ 竈門 炭治郎君」



その言葉が始まりの様に
次々とみんなが俺が鬼を連れている事に 反対を表す言葉を発する


確かに…そう、思うよな
でもッ……俺から禰豆子がいなくなったら……ッ!



俺は必死で説明した
禰豆子は俺の妹だと
人を喰った事がないと……


なのに 誰も理解してくれなかった



あぁ! くじけるな、俺
俺は長男だ!姉さんの代わりに頑張るんだ!


必死で自分に言い聞かせた
じゃないと、、この威圧に負けそうで



そんな時、


不「鬼を連れてきた馬鹿隊員は そいつかィ?……一体全体どういうつもりだァ?」


傷だらけの男が
禰豆子の入ってある木箱を持ち上げてこっちへ歩いてくる


禰豆子ッ……!



この人の臭いはダメだっ!
禰豆子が危ない!


俺は必死で 止めろと言った
なのに男は不敵に笑って……とうとう刀を抜いた



その時、後ろで義勇さんがいう


義「……止めろ、後で怖い目にあうぞ」


俺も周りの人も

もちろん目の前の奴も意味が分からなかった


そして、


不「………ありえねぇんだよ馬鹿がァ!」


刀を禰豆子のいる木箱へと振りかぶった


止めろ、止めてくれ!



炭「止めろっ!」


俺の声は届かず

禰豆子が斬られる



そう思った時………




貴「不死川……実弥……」

ーーーガッーーー


周りが とんでもない威圧感と怒気が あふれ出す、それは その男の背後からだった




貴「……誰の妹に 傷をつけようと しているんだ?……この手、折られたいのかしら?」




あぁ……


俺は涙が止まらなかった


ずっと探し求めていた 大好きな声

昔と変わらず いつも俺達を救ってくれた





炭「…お、姉ちゃん……」

弐拾漆ノ型→←弐拾伍ノ型



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (412 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
872人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 長女 , 富岡義勇
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ! (2019年10月4日 2時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます!返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます!更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです!!!応援してます!!! (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イナビカリ | 作成日時:2019年4月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。