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拾ノ型 ページ12

15日後


貴「…あ! 鱗瀧さん あの人かな?」


今日、私の刀が届くらしい





貴「…あの、こんにちは!」


刀打「…儂は 沙霧という者じゃ、、 竈門 Aの刀を打ったものじゃ…」


貴「私が 竈門 Aです! どうぞ お入りください」


その人は ひょっとこの面をつけた人で
とても威厳のある風格をしていた



沙「…これが、儂が打った お前の日輪刀じゃ……日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は 陽の光を吸収する鉄でのぅ、、陽光山という一年中陽が射している山で取れるんじゃ、」



貴「へ、へぇ……」



沙「それとな、 日輪刀とは色変わりの刀と言ってなぁ……持ち主によって色が変わるのじゃ……さぁ、持ってみぃ…」


そう言って 沙霧さんは刀を取り出すと
私に差し出してきた


貴「えっ、色が変わるんですか?」


沙「ほれ、持ってみぃ」


貴「……いや、」



この人 話 聞かないんだけど……


私は諦めて日輪刀を持つことにした



沙「…この子は 赫灼の子じゃのぅ…もしかすると 刀も赤くなるかもしれんぞ、鱗瀧よ」


鱗瀧「……そうだな」



二人が何かを話しているけど…、何を話しているのか よく分からなかった


沙「はよ、持ってみぃ…」


貴「…は、はい」



私は日輪刀を鞘から取り出すと
刃先を上に向けた


ーーーズズズッズズ……ーーー


貴「…うわぁ、真っ白……」


沙「…し、白ッ? 純白じゃぁないか!」



急に声を上げる 沙霧さん


貴「え?……どうか したんですか?」



沙「…純白の色は どの色にも染まる非常に珍しい色でのぅ……儂の師匠にあたる人が一人だけ見たことがあると言っていた」



私の持つ日輪刀をじっと見つめる


め、珍しいんだ……
なんか 不思議



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


貴「…ありがとうございました!沙霧さん‼‼」


私は 沙霧と少し話した後 沙霧の背中が見えなくなるまで見送った


あー!
なんか嬉しいな、、私だけの刀


やっと 鬼滅隊になれたんだ



私は 鱗瀧さんに刀を預けると
鱗瀧さんの家の裏へと回った


貴「錆兎、真菰……今日 日輪刀が届いたんだよ、」


ここには 二人がいる
毎日 華と水を替えて お供え物をして、
後は 今日の話やこれからの話を話す


端から見たら 一人で喋っているように見えるかもしれないけど……



私にはちゃんと 聞こえているんだ



『良かったねA!』


『良かったな』




二人の笑う声



……

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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ! (2019年10月4日 2時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます!返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます!更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです!!!応援してます!!! (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イナビカリ | 作成日時:2019年4月24日 0時

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