凛華との対面 ページ42
Aside
神威の胸で大泣きしてから3日後
そろそろ地球に着くらしい。
あれから、団員達の嫌がらせはなくなった。
さすが団長なだけあると思う。
おかげで凛華との喧嘩の事を忘れかけていた。
ーーどんっーー
貴『…痛っ!』
凛華『……ふんっ。』
貴『…何だよ?』
凛華『別にぃ?』
貴『……うぜぇ。』
凛華『なっ!酷いんじゃない?』
貴『わざとあたってきた奴に言われたくねぇよ。』
凛華『当たってないわよ…ふぇっ』
貴『なっ何泣いてっ!』
凛華『……ふぇっヒック……ぅぅ。』
ふぇっ…だって? ワロス(笑)
じゃなくて、
貴『何泣いてんの?お前……うざいよ?』
凛華『……酷いよぅっ!……A、私はだだっ…仲良くしたかっただけなのにぃ…ぅぅっ』
貴『は?何いって……『何してんの?』…‼』
神威『何?また喧嘩?怖いなぁ♪』
凛華『…か、神威ぃぃ‼ わたしっ私、A
と仲直りしたかったのにぃっ私にキモいとかうざいとかぁぁぁっ!』
酷いよぅ と神威に抱きつく凛華。
あ?仲直り? 嘘つくなよ。
私にあたってきた時 殺気丸出しだったじゃねぇか、
と私は思いました……あれ?作文?
神威『……へー。本当なの?』
貴『……うん』
そうなんだよ。
凛華殺気丸出しだったんだ。
本当だよ?
神威『……流石にさ、仲間悪く言われたらちょっとムカつくんだヨネ…。』
悪く言われたら?
殺気出したのは事実。
さっきうんって言っただろ?
………あれ?
さっきから話噛み合ってなくね?
てか、神威 凛華の言ったこと本当?って
私に聞いたんじゃね?
あれ?……おかしいな、あれ?
神威『……そんな奴だと思ってなかった。少しは気に入ってたのになぁ。残念♪(殺気)』
ーーゾクッーー
神威が笑ってる。
物凄い殺気……。
ーーガンッーー
神威が私を壁に叩きつける。
貴『カハッ!』
神威『お前には罰が必要だネ? まぁ約束通り地球には連れてってあげるヨ。』
神威の顔から笑顔が消える。
貴『はぁはぁ…⁉』
神威『ただし着くまで 俺達の前に姿を見せないでネ…。分かった⁉……行くヨ、凛華』
凛華『…うんっ!……ふふっせいぜい頑張ってねぇ(ボソッ』
2人は 私の前から消える。
あぁ…苦しいな。
あの時の神威は何だったんだ?
何で信じてくれないんだ?
まぁ…当たり前か。
でも、涙が出てこない。
私の心はあの頃と同じように……
真っ黒な闇へと変わった。
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イナビカリ(プロフ) - 坂本雪奈さん ご指摘ありがとうございます! (2018年12月5日 20時) (レス) id: fb4eedb2d0 (このIDを非表示/違反報告)
坂本雪奈(プロフ) - 設定にのところで銀魂と同じ師となってます! (2018年12月5日 7時) (レス) id: 0d84f3c92e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イナビカリ | 作成日時:2018年2月22日 1時