【銀魂】最強の二人組

神威の禁句 ページ18

ーーガチャーー



神威『ここが俺の部屋だヨ♪』

神威が開けた扉の先は、今日からお世話になる 神威の部屋で、、

貴『へー…。以外と綺麗だね？ もっと…こう、荒れてる気がしたんだけどー！』

そこは、とても綺麗で シンプルな部屋だった。…神威のものだとは、思えない。

神威『でしょ。服も チャイナ服しかないしネ！』

そう言って、中へ入れてくれた。

貴『うーん…。なんか女みた…っ』

ーードゴッーー

貴『ヒィッ！』

神威『女みたい？ あんなひ弱な生物と一緒にしないでヨ？……それ 禁句ネ！ 分かった？』

貴『…はぃ。スミマセンでした…。』

早速、怒らせた。
ヤベェよ、壁に穴 空いてるよ…。
怖いーー。

神威『…じゃっ 今日はもう寝るよ？』

そう言って、神威は布団に入る。

どうやら 神威には 女みたいと言ってはいけない。覚えておこう…。

神威『寝ないの？ …ほら♪早く来なよ。』

と 自分の隣を叩く神威。

私は、ゆっくりと布団に入る。
…なんか、お兄ちゃんと寝てた時を思い出す。
どんなに 怖い夢をみても お兄ちゃんがいてくれたから、安心できた。


神威『スゥスゥ…。』

神威の寝息が聞こえる。
どうやら眠ったらしい…。

私も、目をつぶった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

………。





『A…。』





貴『だ…れ？』




『A…大丈夫だよ…。』

あぁ…懐かしい声だ。
私がこの世で一番安心する 大好きな声…。




貴『お兄…ちゃんっ…？』


『…大丈夫だよ。俺が、ーーーーだから…。』

何？何を言ってるの？
ちゃんと言ってくれなきゃ、、わかんないよ…。 私には、届かないよ、

貴『…お兄ちゃん。』

『…だぃじょぅっ……。』

貴『…嫌だっ！ 行かないで、お兄ちゃんっっ！ 一人は やだヨゥ 怖いよぅぅっ！』

『………。』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

貴『…お兄ちゃんっ‼』

ーーハッーー

何…だ。夢か…。


隣では、神威が 寝ている。


ほんとっ…
やな夢っっ！



どうしてだろう。
この夢を見るたび、自分の弱さを
改めて感じてしまう…。


貴『はぁ……。』

私はまた、目をつぶった。

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