〇 ページ39
公園のベンチに隣同士
距離が近いことにドキドキしてしまう
高橋「は、話…聞いてもいい？」
そう聞くと当日のことを教えてくれた
「引っ越した後に、また同じことになるのは嫌だって……そう思ってた時テレビで髪型とかメイクの特集してて、これで変われる！って練習しまくったの」
この時俺は
どう返事をしていいかすぐに脳は働かなかった
俺が返事をしない間にAはまた話を続けた
「変われたって思ったのにいざあの人たちを目の前にすると、フラッシュバックして身動き取れなくなっちゃったの…笑えるよね、笑っていいよ」
高橋「笑うわけない…話してくれてありがとう」
少し泣きそうな顔をして
無理に笑顔を作るAを無意識のうち抱きしめていた
「優斗くん…」
高橋「泣いてもいいよ、泣き顔見たりしないから」
そう言うと
俺の腕の中で静かに肩を震わせる
いつも人のために動ける強い人間だけど
自分の事は我慢して、鈍感で
とても弱いところがあって……
彼女のことを守りたいってこの時
今まで以上に強く思った
やっぱりAのこと好きだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼波(プロフ) - 流れる月さん» コメントありがとうございます！今2つ掛け持ちでお話書いてるので余裕が出来そうなら書いてみます！出来なかったらごめんなさい(汗) (2019年7月24日 20時) (
レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
流れる月 - 藤井君の番外編みたいなのが見たいです！我が儘言ってすみません…… (2019年7月24日 19時) (レス) id: 781dc2775a (このIDを非表示/違反報告)
蒼波(プロフ) - りおさん» ありがとうございます！ (2019年5月28日 22時) (レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
蒼波(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！ (2019年5月28日 22時) (レス) id: 418d75a379 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ぜひフォローしたいです！！ (2019年5月28日 19時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼波
| 作成日時：2019年5月9日 20時
