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Aside
この世界に来てからお礼を言われるなんてことは殆ど無かった。守れる人の命を守れた事が本当に嬉しかった。
2人が助けてくれなかったら今頃みんな死んでしまっていたかもしれない。お礼を言うのはこっちの方だった。
他の生き残ったプレイヤーの皆んなもわざわざ私のところへ来て笑顔でお礼を言ってくれた。
「A、もしまた何処かで会えたら次は私がAを守るから..！」
とめぐみが言ってくれた。嬉しかった。
「うん、次会う時まで絶対に生き残るんだよ..！」
私がそういうとめぐみは笑顔で頷き、私達は別れた。
何処か、普通の世界で普通の会話をしているような感覚だった。
舞台の上に置いてあるスペードの8のトランプを取ってから体育館を出た。辺りはもう日が暮れかけていた。
身体中が痛い。特に足はかなり深くいかれたから引きずりながらじゃないと歩けない。
擦り傷なんか大量にあるし、なんなら顔にまで傷がついてしまった。
とりあえずビーチに戻ろう。そう思い、最後の力を振り絞り歩き出した。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
やっとビーチの光が見えてきた。
もう日は完全に暮れてしまっていてビーチの光が余計目立っている。
行きの倍以上の時間がかかったなと少し自分で笑いながら入口を目掛けて歩いていると見慣れたショートカットの女の子が何かを探していた。
「A！！どこに行ってたの！？ずっと探してたのよ！」
かなり探してくれたのか少し汗をかいたうさぎが私を見つけて直ぐにこっちに走ってきてくれた。
「...その怪我どうしたの..！身体中傷だらけじゃない！」
私の体を見てかなり困惑し、とても心配してくれていた。
「ごめん、後で説明するね。一旦中に入ろ」
そういうとうさぎはため息をつきながらも私の肩を支えながら一緒に入り口までゆっくり歩いてくれた。
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ayn. - クイさん» 初コメありがとうございます♡とっても嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします✨ (2023年2月17日 17時) (
レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
クイ(プロフ) - 初コメです！キュンとしたりハラハラしたりめちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしています！ (2023年2月15日 22時) (レス) id: 5923468ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - あかねさん» 初コメありがとうございます🎵めちゃめちゃ嬉しいお言葉すぎます♡これからも楽しんでいただければ幸いです！よろしくお願いします✨ (2023年2月7日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初コメ失礼します！この小説すっごく面白くて大好きです🥺更新大変だと思いますが、これからも頑張ってください💪 (2023年2月6日 6時) (レス) @page8 id: b290921bd3 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - 金成さん» ご報告ありがとございます（ ; ; ）早急に外して参りました、教えてくださらなかったらそのままでした、本当にありがとうございます(>_<) (2023年2月5日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ay. | 作成日時：2023年2月4日 20時
