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NO side
教室を出た柊はおもむろに本城理事官に電話をかける
柊「…連絡が遅くなってすみません」
本［待ちくたびれたよ］
柊「では、早速…
郡司真人警部補を連れて第1校舎の屋上に出ます
……そこで、最後の要求をします」
本［なんだ！？要求って！］
柊「…屋上で伝えます！
いよいよ、クライマックスです
…盛り上がっていきましょう！」
電話を切ると、柊は鏡に茅野の姿が映っているのが見える
茅「…どうして人質を連れて屋上へ行くんですか？」
柊は何も答えない
茅野「…自分を悪者に見せるためですか！？
世の中に先生が今回の犯人だって思わせるためですか！？」
柊「…教室に戻れ！！」
茅野は柊の腕を掴み、必死に懇願する
茅「行かないでください！」
柊は容赦なく茅野を投げ飛ばす
茅「私は！
…先生を信じてきました…
今でも信じてます！！
でも、もう限界です……
先生がこれ以上悪者にされるのだけは納得出来ません！」
柊は茅野の言葉を無視し、屋上へ行こうとする
茅「…お願いです！
行かないでください！」
茅野は柊の進路を絶つように立ちはだかるが、柊はそんな茅野をあっさりと投げ飛ばす
茅野は床に座り込んだまま、必死に言葉をつなぐ
茅「…先生に最後まで見届けるように言われて！
今日まで先生の授業を受けてきて！
……揺らいでます！
ずっと蓋をしてきたものが、真実なのかっ、偽りなのか…
だから苦しいです！
先生が自分を犠牲にして、全てを背負いこもうとすればするほど！
苦しいんです…」
柊は一瞬足を止めて、茅野の言葉に耳を傾ける
茅「お願いします！もうやめて下さい！」
それでも柊は何か言葉をかけることもなく、行ってしまった
柊は郡司とともに屋上へ向かう
茅「先生！」
柊が振り返ると、そこには茅野が立っていた
茅「先生は何のために、誰のために戦っているんですか…？」
茅野の問いに柊は少し挑戦的に笑うと、一言呟いた
柊「… Let's think 」
その言葉とともに、柊はボタンを押す
すると、柊と茅野の間の天井が崩れ、茅野が柊を追いかけるのを塞いだ
呆然とする茅野
彼女に駆け寄ったのは、逢沢だった
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のあ - やばい クソみたいに面白い、、、語彙力の塊か、、、でも夢主ちゃんを好きな男子がこんなにいるとは、、甲斐くんめっちゃ好きなんだが(だれもきいてないですよ(ry (2021年4月12日 21時) (
レス) id: 1efa312b7c (このIDを非表示/違反報告)
あい - 遅れたコメ失礼します‥‥。凄く感動しました。涙が止まりません‥‥！ (2020年7月27日 19時) (レス) id: adcff3a35e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 恭也さん» コメント、ありがとうございます！悩みながら書いた作品なので、そのように言ってもらえてとても嬉しいです！ (2020年1月12日 23時) (レス) id: ca4df633c8 (このIDを非表示/違反報告)
恭也 - この小説を読んでいるとき、ずっと泣いてました。すごく感動しました！ (2020年1月12日 0時) (レス) id: 734b1c5f2e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - りんごジュースさん» りんごジュースさん、コメントありがとうございます！そんな風に言っていただけて光栄です！すぐに目を冷やしてくださいね笑 (2020年1月4日 18時) (レス) id: ca4df633c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作成日時：2019年4月16日 15時
