検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:14,628 hit

百四十五訓 ページ21

___
_____

貴「…もし、聞かれてた上で、こんな態度取ってるってことは私嫌われたのかな…」

江戸の町を歩いて考える
探しに来たはいいものの、避けられてたら?

貴「……やっぱ、帰ろうかな
いずれ銀さんのことだし帰ってくる、大丈夫。」

私、何1人で意気込んでたんだろう。
私はただの異界人、夜兎族で花魁の女……
そもそも女として見られてるのかしら。

貴「……あー…あはは。本当、何してんの私」

くるりと踵を返して、来た道を戻る。
「好き」って何だっけ。

_______
__

銀「……大串くん、俺んとこの子に何か用?」

土「テメェこそ何だ、困ってんのか?」

銀「いやぜんっっぜん!困ってないですけど!
いや困ってんのか?困ってなんてないんだからねっ!!」

土「どっちだよ!!」

はぁ、と一息ついて両者とも額に手を当てる。

銀「なぁ、屯所内恋愛ってある?」

土「あるわけねーだろ、女人禁制だぞ。」

銀「いんや、愛の形は人それぞれだぞ?
ありえるかもしれねーじゃねーか。」

土「……士道不覚悟で切腹だな」

数分の沈黙が続く。
柔らかくて少し暖かい春風が吹いた。

土「テメェ、あの嬢ちゃんが好きなんか」

銀「さぁな。……ほんっとさぁ、ほんと、あいつが俺を好きになる理由がいくら考えても全くわからん」

予想外の答えに驚いた。
同時になるほど、と思った。

土「俺はこの前のお礼どうすっか考えてただけだ。総悟がヤケに気に入ってるみてぇだし。
それに俺は色恋沙汰なんか興味は無ぇ。」

銀「そうかよ。……あー、そうか。」

何かを察した銀時はうなだれるように空を仰ぐ。

土「腹括んな、万事屋だろ」

土方は立ち上がり、屯所に戻って行った。

銀「かぁ〜〜〜〜……」

白銀を掻いて、万事屋へ戻った。

百四十六訓→←【お知らせ2】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 神楽 , 彩桜♪
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

彩桜♪ - あけましておめでとうございます! (2018年1月1日 21時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - 沖蘭さん» 下記↓沖蘭さん宛てですレス押し忘れましたすみません! (2017年8月11日 1時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - やっと1話更新できました!久しぶりすぎてどんなこと書いていいのとか思ったんですけど、楽しいですね笑 ありがとうございます!そんな繰り返し読んでいただけるなんて嬉しいです(>_<) (2017年8月11日 1時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
沖蘭 - 彩桜♪さん» 更新待ってますね!!したい時に浮上すればいいんです!楽しみましょう!それまで何回もお話繰り返し読んでます! (2017年7月27日 20時) (レス) id: 17212073c9 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - 沖蘭さん» とても遅くなりましたごめんなさい(ノ_<)久しぶりに浮上してみましたが、やはり占ツクは楽しいですね笑 更新したくなっちゃいました!楽しんでいただけてるようで嬉しいです!更新できたらしますね(´∀`*) (2017年7月8日 20時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いろは92 | 作成日時:2017年1月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。